
特集第五号(連載その2)
2006年6月15日
宗政 義仁
■ 6月13日(木)
稚内(8:00)→宗谷(8:40)→雌阿寒温泉(18:30)
「さあ行くぞ!」と気合いを入れ、今日は南へと大移動。
強風の中、宗谷岬を一巡。遥かカラフトはもやの中で見えず。
朝から微熱があり、体調はすこぶる悪し。ヽ(ー_ー )
走りに走って、雌阿寒温泉に到着したのは夕暮れ時の18:30。
すぐ目の前に温泉があるのに、疲労で入浴する気力もなく、温泉なしの一夜。
日本最北端・宗谷岬/オホーツクラインで草を食む牛たち
■ 6月14日(金)
雌阿寒温泉(5:40)→雌阿寒岳→オンネトー湯の滝→清里温泉→清岳荘
深夜、トイレに起きると、駐車場にキタキツネがウロウロ。
朝起きると、なんと隣にフェリーで知り合ったS/Yさんの車。<再会>
この日はS/Yさんと一日行動を共に。熊よけの笛を吹くのが得意らしい。
雌阿寒岳の山頂は曇り。ガスの切れ間に見える景色を楽しむ。
地響きのような轟音と噴煙。生きている山を実感する。\(◎o◎)/
阿寒富士や雄阿寒岳も中々の雄姿。立派な山容に感動。
オンネトー湯の滝はマンガン鉱泉。黒い岩肌にぬるい湯で、寒い寒い。
清里への途中、摩周湖第3展望台に立ち寄る。
「清里温泉 緑清荘」でこの日2度目の入浴。ちょうどW杯:日本2 vs 0チュニジア。
試合後、暗闇の砂利道を迷いながら清岳荘へ。
噴煙立ち上る雌阿寒岳/ぬるくてヌルヌルのオンネトー露天風呂
■ 6月15日(土)
清岳荘(5:10)→斜里岳(8:00)→清岳荘(11:20)→岩尾別温泉(17:00)
登山準備をしていると隣に車が一台。浜小清水のM/Tさんと同行決定。
登山道は沢登りと渡渉の連続。冷たい水もまた爽快。
登山中に話が弾み、なんとM/Tさんは浜小清水の警察官と判明。(・・、)
山頂は曇り空。紅茶を飲みながら景色を眺めるが、視界は半分ほど。
下山道の尾根は歩きづらい荒れたルート。
下界から斜里岳のピークは見えず。体に疲れが出てきたようだ。
食料を買い込むが、果たしてどこまで活用できるか?
初めて全貌が見えた斜里岳は、雄大な姿を見せていた。
「岩尾別温泉 滝見の湯」にゆっくりと浸かる。
川のせせらぎをBGMに、ぐっすりと眠る。
朝もやの中の沢登り/ぼんやりと下界を望む斜里岳山頂
同行のM/Tさんと/R334から望む斜里岳の雄姿
■ 6月16日(日)
岩尾別温泉(5:00)→羅臼岳(8:40)→羅臼(15:30)/熊の湯泊
今日は北海道でも特に注意が必要な「熊出没危険地帯」。安全第一。
登りも下りもずっと歌いながら進む。ひとり旅の心細さを紛らすように。
8〜9合目には大きな雪渓が残っていた。
小さな白いエゾシャクナゲの花があちらこちらに咲いていた。
山頂は強風に包まれた冬景色。視界ゼロで写真も撮れず、早々に退却。
下山中、20名ほどの大パーティーと出会い、記念写真を撮ってもらう。
エゾシカと鉢合わせ。道を譲ってくれず、「憧れのハワイ航路」を歌って退散させる。
下界に戻ると天候回復。カッコウも鳴き、熊に会わなかったことに感謝。
知床峠は標高700m以上。さっきまで山頂にいたのが嘘のよう。
羅臼で久々に美味しいラーメンを食べ、「熊の湯」で1時間以上じっくり入浴。
稚内で出会った旅人と国設キャンプ場で再会。旅はぐるぐる巡る。
真っ白な羅臼岳山頂/登りですれ違った大パーティー
ホッと一息の下り道/道を譲らないエゾシカさん
とっても気に入った熊の湯