スポーツと偽薬効果について!  

投稿第140号
スポーツと偽薬効果について!
  
2008年8月18日
AAC
会員:宗政義仁氏

あまり聞きなれない言葉だが偽薬効果とは、医療・医薬品業界では患者自ら効果が
あると思い込むことにより、偽薬(にせくすり)を飲んだとしても薬だと信じ込む事によ
って何らかの効果が有る事をいい、非常に重要視されてる。
医学的には臨床試験などでその効果を認められるべきであると言う意見や、症状を
改善する効果はないとか、倫理的に認められないと言う意見が対立していて、現在
でもなお標準的な治療法とはなり得ていない状況にある。
ひるがえってこの効果をわれわれスポーツの世界で評価すると、どうなるでだろうか?
  昔から言われる諺のように「気は心」「病は気から」との自己暗示や、また「喜怒哀
 楽」による改善などもこの偽薬効果と言えるのではないか。「何々を食べたから」
「何々を飲んだから」「願を掛けたから」「占い師に暗示を掛けられたから」「縁
 起かつぎ」などと、運動能力の向上とはあまり直接関係ないと思われる事なのに、
思いの外精神が安定したり突然に記録が良くなったりすることもあって、全く無意味
とも思えない。
だがそれ以上の効果向上を願って「困ったときの神頼み」「信ずれば救われる」と
いくら願を掛けてみても、根本的には解決できる訳けではない。重要なことは多くの
貴重な体験による学習効果や、裏打ちされた努力の積み重ねによる運動能力の向
上、そしてそれらの繰り返しによってこそ精神的な安定や満足のいく結果が得られる
のであると・・・
スポーツに接し記録に挑戦し目標を達成する事は大きな励みであり喜びではあるが、
先ずは心からスポーツを楽しむ気持ちが大切である。そのめには目標に向かって楽
しみながら繰り返しながらの努力が最も大切であると考える!
<<でも本音としては・・・少しだけ偽薬効果に期待したい気持ちも捨てがたいのだが(^ム^)・・・>>
余談では有るが・・・
「音楽・匂い・カウセリング・森林浴・マッサージ」等五感を刺激する
ことによったり、我々がランニング中に時々経験する「ランニングハイ」
等によっても癒し効果があり、運動能力の向上に繋がっていると思わ
れる事を経験している。
また、学生(実業団)のときクラブ活動に熱中し「寝食を忘れるくらい」
努力し、時には「ヘドを吐くくらい」一生懸命にやり、中には素晴らし
実力を持つに至ったにも拘らず、社会人に成ったとたんに止めてしまう
人が殆どである。これって「本当のスポーツの楽しみ方」なのかよく考
えてみて欲しい!
「楽しみながら」「健康を維持しながら」「生涯継続していく」スポーツ
こそ、真のスポーツの有り方と言えるのではないか!
(参考)偽薬効果とはプラセボ効果とも言い、ラテン語placeboで
「私は気に入るでしょう」の意味。

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