
第273号
次回の練習会は10時間コースを大勢で!
2011年3月30日
AAC会員
本地敏行氏
いつもは始発電車で向かうが、今回はスタートが7時のため少し余裕を持ってスタ
ート地点へ向かうことができた。私はタイムトライアル部門のため、スタートをする
と一人旅になることを想定していた。内心せっかくの縦走練習会なので、10時間
完走コースで大勢の人と行くべきだったと後悔をしていた。
馬の背には30分程度で到着。道中には手作りの看板で「ひよこ会六甲縦走路」
が木々にかけられていて、走っている自分にとって縦走という言葉がとても紛らわ
しく見えた。結果「ひよこ会の看板」に誘われてしまい、妙法寺方向へ行くべきとこ
ろを全く違う山道を走っていた。山道の進路が海へ向き始め、見知らぬ展望スポ
ットも出現。おかしいと感じたため、とりあえず縦走看板が出てくる馬の背近くまで
戻り、馬の背近くの高台から馬の背を見ると、丁度高原さんが馬の背を走ってい
るのが見えた。体力的にものすごく損をしたように感じ、道を間違えずに進んでい
たら、きっとあの辺りを走っているだろうと想像をしてしまう。
今回は前半気候も暖かくてとても走りやすい。コンビニでドリンクを購入し休憩後、
菊水山へ上がる。この区間は大体35分程度で繋がる。菊水山頂では風もなく、景
色もよく、暖かくて気持ちがいい。縦走もここまでは良かったが、後半がアクシデン
ト連発で、まず鍋蓋山山頂からはトイレ地獄に見舞われることになった。菊水を過
ぎたあたりから少しずつ気温が下がるのを感じた。身体も濡れていたため、おなか
が冷えたようで、トイレ(大)が妙に近い。知らないうちに忍び寄る猛烈な腹痛にお
びえながら先へ進む。あまりにおなかの冷えが激しいので買い物袋(ビニール)を
腹に巻いて難をしのぐことを計画した。この案は結構当たりで、トイレの魔の手が
少し遠のくのを肌で感じることができた。
今回はトイレロスが多かったので、布引茶屋前では休憩はせずにそのまま摩耶山
へ向かうことにした。摩耶山頂まではだいたい40分強程度の時間がかかる。途中、
何度も止まり足の疲れを取ろうしたが、あまり効果もなく、ただ身体を冷やすだけ
に感じる。摩耶山頂では暖かいと感じたのもつかの間、急に天候が曇りとなり冷た
い風が吹いたので、ロープウエイ乗り場へ避難。今頃皆どの辺りを走っているのだ
ろう?と想像しながら、ホットレモンで17分近く休憩してくつろいだ。
ここから先は極寒で、吐く息も若干白く、また地面には霜柱が無数にあった。救い
だったのは他人とは言え、登山者が多かったことでした。かじかむ手と身体の冷え
を我慢し、もうやめようかな?なども思い始め、ビニルカッパを出して着ようか?出
さないでおこうか?迷いながら走る。冷たい風が吹きぬけるゴルフ場をぬけ、よう
やくガーデンテラスに到着した。ガーデンテラスのトイレは六甲縦走中一番よくて、
トイレ内は暖房が効いており、また便座も暖かい。座るとなかなか出ることができ
ず、15分以上便座に座り続けて温まっていた。ガーデンテラスを過ぎると残りは
ノンストップで一気に一軒茶屋まで足を進めた。1分程度休憩し、すぐにスタート。
宝塚への山道に入り下り始めたが、入って2kmも進まない地点で思いっきり足を
ぐねってしまい、しばし痛みに悶絶。ぬかるんだ地面の石に足を取られてしまいま
した。真後ろに居た登山者から「まだ時間も早いからゆっくりと降りて行きや」と声
をかけてくれた。あまりに痛いので、靴下を2重履きにして足首を締め上げ、痛み
をこらえながら、足を引きづり残り約10kmをどうにか下りきることができた。14時
を少し過ぎた辺りでどうにかゴールし、駅で着替え皆より先に帰途させていただい
た。
帰宅後、内出血し腫れあがった足首にシップを貼り、ようこんな状態で10km近く
も下ってこられたと自分自身驚いています。タイムトライアル部門は自分の走りが
できますが、スタート直後から一人旅になるので、次回の練習会は10時間コース
で大勢と走りたいと思いました。
開催日:2011・3・27