
第350号
第67回国民体育大会トライアスロン競技岐阜清流国体に参加して!
2012年10月24日
AAC会員
長尾好子氏
期日:平成24年10月7日(日)
競技会場:国営木曽三川公園長良川サービスセンター長良川特設コース
主催:公益財団法人日本体育協会・文部科学省・岐阜県
公益財団法人日本トライアスロン連合・海津市
コースデーター:スイム1.5q(750m×2周回)
バイク40q(10q×4周回)
ラン10q(2.5q×4周回)
レースコンディション:天候晴風速1.5m/sec風向北気温21.5℃
水温20.5度ウエットスーツ着用可
今年の初め頃、私のふるさと滋賀県のトライアスロン協会事務局の原田さんより、7
月4日に開催される「びわこトライアスロン&ちびっこチャレンジin高島・兼国体選考
会」に出場しないかと勧められました。
正直、長くショートを続けるつもりもないし、エリートぞろいの公開競技にも興味はあり
ませんでした。ぜいぜい一般の競技に出て入賞して米でも貰えたら満足かと思って
いました。
事務局の原田さんは私がトライアスロンを始める前からの知人で、奥さんと共に20年
以上にわたりトライアスロンを続けられている大ベテランです。何も分からない私に一
生懸命教えてくだり、また奥様には食事の世話までしていただき父親・母親の様な存
在です。そんな原田夫妻と30年お世話になったふるさとに恩返しをしたい気持ちもあ
り予選に出場しました。そして、女子総合1位で岐阜国体の権利を獲得しました。
競技会当日、予想通りプロの選手はもちろん、一般でも優勝争いをしている面々が勢
ぞろいでした。滋賀県は私の他に男子代表立命館大学3回生井戸皓大さん、監督
JTU近畿ブロック強化・普及委員長の細木宏樹さんが努められました。また、理事長
と数名の理事も駆けつけてくださいました。
スタート時間は男子9:30・女子12:15、スタート15分前にスターティングセレモニー
があり、前回開催の千葉国体の成績順にコールされます。私は38番目にコールされ、
とりあえず笑顔で観客に手を振りスタート地点に向かいました。
実は9月30日に開催された石鎚山のヒルクライムに参加しました。台風の中出場し風
邪をひいてしまい大変不安な思いでした。ドーピング防止規定がある為、風邪薬や持
病のぜんそくの吸入薬も使用できず、監督や旦那さんに愚痴を言ってばかりでした。
しかし、サポートも万全なので皆さんを信頼しリラックスしてスタートすることができまし
た。
スイムはトランジットエリアのすぐ前からでポーンツーンからダイブし、一周750mでポ
ーンツーンに上がり再度ダイブを行い2周目にはいる。以外に苦しさもなく順調に泳い
でいましたが、2周目の折り返しでトップの選手がすでにバイクスタートしており、スイ
ムコースとバイクコースが並行している為、速い選手が先にいってしまうのを泳ぎなが
ら、あ〜行ってしまった、あ!また行ったとスイムの遅さを実感してしまいました。
スイムアップ後トランジットでウエットスーツがアンクルバンドに引っ掛かり、脱ぐのに
手間取って1分以上も時間を要し、ウエットが脱げなかったことに動揺してバイクスタ
ートでコースを外れてしまいパニック状態でバイクにはいりました。
バイクは上流から下流へキツイ風が吹いており単独ではかなりハードです。幸いドラ
フティングフリーだったので、後続の集団に吸収され5人〜6人の集団で走ることがで
き、しばしロードレースを楽しむことができました。しかし、女性の集団とはいえかなり
速い展開だったので足をずいぶん使ってしまいました。
トランジット後バイクの勢いのままランに入りました。ランは1周を終わるころ突然腹筋
が痙攣し始め、監督の声が遠くに聞こえ、何を指示されているのよくかわかりません。
周りのギャラリーからもがんばれ!滋賀!と声がかかるも後半になるまでねじれる様
な痛みに耐え走りました。
ラスト一周で猛ダッシュをかけたとき、不思議と体がゴールまで良く持ってくれました。
この夏、クラブの中村哲さんが毎週、武庫川でご自分の練習を割いてスピード練習を
してくださいました。暑くても今がんばっとけばいいと励まされ、我慢して練習してきた
ことが生きていたと思います。
今回、練習会やレース会場などでエリート選手とオリエンテーションをしたり個人的に
話をする機会が多くありました。彼らは3種目を練習しながら、その一つ一つの技術
力の高さに驚きました。また、分からないこと疑問に思っていたことを質問してみると、
自分の経験や知識を惜しむことなく私に的確に伝えてくれました。おかげで不安を自
信に変えることができたと思います。
滋賀県勢では過去女子総合順位が30位を切ることはなかったようですが、今回岐阜
国体は27位と過去最高位でフィニッシュ出来ました。個人的には目標タイムに届かず、
内容的も納得いくものではありませんでしたが、恩返しができたような気がします。
そして、ふるさと滋賀に生まれ育ったことを誇りに思います。
いつもお忙しい中、そして暑い日も寒い日も一緒に練習してくださっているクラブの皆
様に感謝申し上げます。ありがとうございました、これからもよろしくお願い致します。