
第422号
女性の晴れ舞台!【大阪国際女子マラソン】
2014年1月31日
AAC会員
納 麻美氏
2014年1月26日大阪国際女子マラソンに出場しました。今回で2回目の出場にな
ります。12月上旬頃から不調が続き満足に走れない中、タイムを狙う以前に完走
できるのかといった不安しかなく、ギリギリまで出場を悩んでいました。1月に入って
から少しずつ症状が軽減しはじめ、1月18日ようやくAAC土曜練習会に参加できる
くらいに回復。途中歩きながらも山麓コース18kmを走ることができたことで自信が
つき、走れる状態になったのならば結果はどうあれ頑張ろうと出場を決めました。
その後1週間は普段なら練習量を減らし、疲労抜きをするのですがギリギリまで走
りこんで本番をむかえました。
当日、朝9時過ぎ。スペシャルドリンクの受付やユニフォームのチェックなどを受け、
会場に入ると大勢のテレビカメラマン、テレビでよく見る有名選手が目の前に!!
控え室に入ると、1人1個のロッカー、周囲を見ると上位入賞常連の選手ばかり・・・
やっぱりすごい所やなぁ、、、と実感しました。
スタート時間までだいぶ時間がありましたが、知り合いランナーさんとお喋りしたり、
写真を撮ったり、競技場トラックでアップをしているとあっという間に時間は過ぎてい
きました。
11時50分スタート直前最終点呼、競技場の真ん中に召集整列。それまでパラパラ
降っていた雨も止み、晴れ間が見えてきました。競技場のど真ん中には500名程度
のランナーしかいない。なんて贅沢な空間。私、すごいところに立ってる~と感動、ド
キドキがワクワクに変わります。
羽織っていた上着を脱ぎ、競技服装になりスタートラインへ。テレビカメラに手を振っ
たり、大きなスクリーンに映る自分の姿に照れ笑いしながら、みんなこの大会を楽し
んでいる感じでした。
12時10分スタート。長居陸上競技場のトラックを2周し、外へ。周りは速い人ばかり
なので自分のペースを守るよう心がけて走りました。といっても私はいつも時計をほ
とんど見ないので自分の感覚です。はじめの方は同じくらいのペースの集団につい
ていってみたのですが、私は集団で走るのが苦手なようで窮屈な感じがしたので、
あえて集団から離れて1人で走りました。
10㎞を過ぎた辺りからハーフマラソンの人たちとすれ違いが始まります。ハーフマラ
ソンに出走されていたたAACの皆さんとエール交換ができ、すごく元気をもらえまし
た。しばらくするとAACの水色の旗が見え、たくさんの会員さんが笑顔で声援をおく
ってくれました。嬉しくて私も自然に笑顔になれました。
18km天満橋のあたりから強烈な向かい風になりしんどさが増してきます。それでも
ハーフの中間地点で1時間29分前半。足も心肺もまだ余裕があったのでオーバー
ペースになっている感じはありませんでした。しかし、25㎞を過ぎたあたりから足が
思うように動かなくなり、それからはペースは落ちる一方。30kmを過ぎると体感的
にジョグペースにまで落ち込みました。完全に気持ちが切れてしまって、あーもう無
理、リタイアしたい、とマイナスなことばかり考えていました。そんな時にAACの旗が
見え、会員の皆さんの顔を見て声援を受け、ここで逃げたらあかん、とにかく完走し
てみせる、と気持ちを立て直し、長居競技場を目指しました。
そこからは本当に自分との戦いだったように思います。その中で、私の背中を押し
てくれたのは沿道の人や、ラン仲間の声援でした。どんなスペシャルドリンクよりも
元気がでました。声援を力に変えながら、気がついたら長居陸上競技場が見えて
きて無事フィニッシュできました。タイムは3時間6分34秒。
あんなにしんどかったのに、走った後は「あー、楽しかった」と言っているのだから不
思議です。どんな結果であっても、どんなに情けないレースをしても私は走るのが
好きなのだと思います。
レース後はホテルニューオータニで表彰式とさよならパーティ。みんな42.195kmを
走った後とは思えないほどよく食べ、よく喋りました。そして、これまで出場した大会
で知り合った全国のマラソン仲間と再会でき楽しい時間を過ごしました。
この大会は女性にとって最高の舞台であり、特別な大会だと思います。これからも
出場できるように頑張っていきたいと思います。AACの皆さん、暖かい応援本当に
ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。