第582号経験値に助けられ!


第582号
経 験 値 に 助 け ら れ !
2016年9月20日
AAC会員
東 秀明氏

9月18日の14時前から降りだした雨。私はこの頃、75km付近の碇高原を歩くように下
っていました。やはり、下り坂なのに1km 7分以上かかっています。第3関門の碇高原
管理事務所の関門時間の1時間15分前の通過です。残る距離をすべて歩くことにな
れば、第4関門そしてゴールの制限時間以内にたどり着けるか?スタート前に、土砂
降りの雨だったのになぜ14時前まで雨に会わなかったか?ほんま、ラッキーでした。

いつものように、前日に受付会場のアミティ丹後に着くと、若林順子さんの綺麗な通る
声のアナウンスが聞こえます。丹後ウルトラマラソンに来たと実感が湧きます。彼女は
ご存知の通りKBS京都の”わかちゃん”と呼ばれる彼女は人気者です。
当日のスタート前には坂本雄次さんの的確なアドバイスがあります。今回は「1日中、
雨降りと思って走ってください。雨が止んでも羽織っていたビニールなどは捨てずに持
っておいてください。」でした。

第16回歴史街道丹後ウルトラマラソンが行われ、10回目のゴールが出来ました。
記録は13時間4分16秒です。10回目の完走を果すと、丹後の鉄人といえる称号
「TI-TAN」と認定されます。11回目以降は特別なゼッケンでの参加となります。
昨年、山崎直基さんが「TI -TAN 」に認定されました。
私が初めて参加したのは第7回大会です。参加者は100km の部が800人、60km の
部が330人でした。碇高原の辺りでは競いあうランナーさんが見当たらないこともあり
ました。今回は100km の部が2200人、60km の部が1100人とかなり増えています。

私がマラソンを始めたきっかけは、成長する娘たちに負けないようにと、39歳からマラ
ソンを始めました。3年後にヤフーのブログで知り合った山崎さんに、丹後ウルトラマラ
ソンに誘われたのがウルトラマラソンへの始まりです。
走り始めたビギナーは果敢にスピードアップに挑戦しました。が、ハーフマラソンでは
納得のいくタイムを出せましたが、フルマラソになると30km以降は失速の連続で、サ
ブスリーにはだいぶ届かなかったです。

完全にサブスリーを諦めかけた頃が、最初の丹後ウルトラへの挑戦となったのです。
最初の丹後ウルトラは11時間29分、2回目は10時間41分、3回目は山崎さんと競い
合い10時間31分、4回目以降は参加するたびにゴールタイムが落ちて行きました。
2年前の8回目の時は80km以降の残り20km を歩き続け、13時間32分もかかってしま
いました。かつてない苦しみの連続でした。もう落ちることは完全に無くなりました。

「今回も残り20km を歩き続けることになるだろう」と考えました。練習量の少ない私は
「とにかくゆっくり無理のないペースで坂道をかけ上がらないこと」。また、前を走るラン
ナーさんを抜かさないことに心掛けました。25km までは池田さん、山本さんの力をお
借り出来ました。30km を予定通り3時間20分以内、50km を6時間以内で通過できた
ので、「時間内のゴールができる」と感じました。

43km の浅茂川漁港と碇高原では、ファイテンの乳液のマッサージを受けました。走る
前からふくらはぎの痛みが心配でしたから。60km のランナーと合流する85km の丹後
庁舎では時間短縮のためパスしました。

今回のコースは昨年以上にかなり変更されていました。91km を過ぎてからの三津ロ
ードパークの上り坂には驚かされました。やはり、暑いけれど快晴の歴史街道の丹後
路を走りたいです。
夜明の七竜峠、周回する久美浜湾、明るくなってからの七竜峠、頂上付近は寒い碇
高原、碇高原から見下ろす黄金の田畑、澄みきった日本海、それぞれを五感で触れ
ることが元気に走れる幸せだと思います。

力を出し切ってゴールできるのは最高です。来年は「丹後の鉄人」と言える称号
「TI -TAN」を誇りに、さらなる高みを目指したいと思います。
今回、同行して下さった皆さま、お世話になりました。 ありがとうございました。
(大会開催日:2016年9月18日)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール

このサイトは reCAPTCHA によって保護されています。 プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。