
投稿第88号
崑崙山脈を駆け抜ける!
2007年6月10日
芦屋浜アスリートクラブ会員:青木央氏
5月26日から6月2日までの8日間、西寧~ラサの鉄道とチベットの聖なる都、ラサをメインにした18名のツアーに参加することが出来たので報告します。崑崙山脈、タングラ山脈、ニンチェンタンラ山脈を乗り越える青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ1,956km25時間の青蔵鉄道の旅です。中国最大の塩湖、青海湖の観光後、西寧駅を夜7:56発のラサ行きの寝台列車に乗り込みました。6人のコンパートメントで我らグループ6人が3人ずつ2分割され車両も離れたため、これを1つに纏めるのに添乗員は交渉にあたり大変な苦労でした。おまけに切符を持たない老夫婦が席を陣取り動こうとしないのですから。やっと落ち着き1杯と思いきや9:30過ぎに消灯。グッドナイトです。朝6:05ゴルムド駅着、牽引車両を高山用に取替えのため停車。ここは高度2800m。ここから禁煙です。車両に酸素を流すためです。また客室でコンセントから酸素が吸えるようチュウブが配られます。6:42発車。いよいよ崑崙山脈越えです。8:00過ぎには4159mの高度です。このあたりから無人地区「ココシリ」。天然記念物チベットカモシカの棲む秘境です。長江の源流トト河を過ぎ昼食。食堂車に移動するため2等車を通り抜けるのですが乗客は殆どチベット人。禁煙はどこ吹く風。タバコ好きの人達はへっちゃらでスパスパでした。でも先ほど1等車では乗務員はこそっと吸ってる喫煙者にえらい剣幕で注意してたのにー。13:15頃世界1高い駅タングラ駅(5068m)通過。4594mの神秘の湖ツォナ湖を見て17:10ナクチュ駅(4513m)で始めてホームに立てた。夕食後そろそろ下車準備。20:00過ぎに車掌さんがチケットの交換に来たのですが、我らは席の交換をしたため車掌さんと話が合わずトラぶっていました。添乗員が納めてくれました。20:50チベット、ラサ駅着(3640m)。ホテルでやっと安眠でした。この後ラサ市内や古都ツェタンの観光となるのですがメインはやはり歴代ダライ・ラマ法王の居城ポタラ宮でした。600を超える階段を登るのですが富士山8合目の高さです。数段登るともう息切れ。でも頑張った甲斐合って荘厳で格式の高い建造物に触れることが出来、さすが世界遺産やと感嘆しました。古都ツェタンはラサから悪路をバスでとばして1時間あまりのところです。チベットの桃源郷といえるほどの現代離れした田園風景。その丘に建つ石造の宮殿ユムブ・ラカンがうまく溶け合っていました。チベットの人たちは中国政策の中にあっても熱心にチベット仏教を信じていて、ポタラ宮を目指して巡礼し、5体投地を繰り返すのです。他の多くの寺院でもビニール袋に入れたヤクのバターをスプーンでバター灯に捧げて回る人が絶えません。こぼれたバターで床は滑りやすく転がると大変です。土産物を売るバルコル(8角街)では現地ガイドから値段交渉は売値の4分の1からとアドバスを受けました。家内は羊集めのラッパ400元をアドバイス通り100元で1歩も譲らず遂にゲットしました。これには添乗員も拍手喝采でした。以上で報告を終わります。