
第276号
宮古島トライアスロン完走!
2011年5月17日
AAC会員
澤直樹氏
4月24日、絶好の天気に恵まれた第27回全日本トライアスロン宮古島大会に
出場し、宮古島の美しい海、素晴らしいコース、島の人達の熱い声援を満
喫し、初のロングトライアスロンを堪能してきました。
1300人以上が一斉にスタートするスイムが一番緊張しました。いわゆるバ
トルに巻き込まれずに、気持ちよく泳ぎたいなぁ、と思っていましたが、
スタート直後の混雑を抜けると、透明度の高い海のおかげで、まわりを落ち
着いて見ながら少し外側をまわり、ほぼ想定タイムでフィニッシュすることができました。
バイクは池間島、来間島への橋を含む1周約100kmのコースを1周半します。今年は例
年に比べて風が弱かったようで、序盤はまずまず快調でしたが、100km過ぎのあたり
で疲れが出たところでやや向かい風が強くなり、少しペースを落としてしまい、終盤粘
るもののやや目標よりは遅いタイムになってしまいました。
宮古島のバイクコースは、序盤で集団になりやすくドラフティングを避けるためにペース
を乱したり、全体的にフラットできつい上りがない反面、休むところがないため一定ペー
スのなかで脚の疲労を回復させることが難しいという印象を持ちました。
また、今回、固形の補給食をやや多めに持って走りましたが、食べるのに四苦八苦し
てしまい、後半は固形物を食べることは諦めました。幸い、ジェル系も持っていたのでハ
ンガーノックにはなりませんでしたが、今後に向けての良い経験となりました。
最後は苦手なランです。ランについてはちょっと話が長くなります。ランを本格的に始め
て約2年、フルマラソンは2010年の加古川しか経験がありませんでした。1年前に左脚
のランナー膝(腸脛靱帯炎http://www.zamst.jp/tetsujin/ask/25_medical.html)で約
半年苦しみ、やっと全快して加古川に出場し、篠山マラソンを目指して走りこみをしてい
たところ、今年の2月に今度は右脚にも同じ症状が出てしまい、篠山は出場を見送り
ました。
このランナー膝というのは、痛みが引けば普段の生活では全く問題がなく、ある程度
の距離を走らないと症状が出ないため、治ったかどうかがなかなか分からない厄介な
故障です。2月に右膝に症状が出たことに加えて3.11震災の心理的な影響もあったた
め、宮古島の出場を辞退しようかと思いましたが、宮古島出場への思いは消えず、5
時間かかってでも歩いて完走しようと目標を立て、しばらくノーラン、早歩き練習に取り
組みました。
1ヶ月くらい続けたところ、摺り足のように動かせばフル4時間ペースでも痛みが出な
いことが分かり、一気に宮古島完走の希望が見えてきました。さらにラン練習を減らし
たことで、昨年秋からほとんど乗っていなかったバイク練の時間をとることができ、これ
もプラスに作用したような気がします。
そんなこんなで月間ラン走行距離として120〜130kmという練習で、本番を迎えました。
バイクをフィニッシュし(自分のゼッケンまわりバイクラックが、がら空きなのは快感で
す!)、ランに移ると意外なほど脚が動き、10kmくらいまでは4時間切りのペースで入
りました。アップダウンのあるコースで徐々にペースが落ちてきましたがなんとか2時
間ちょっとで折り返し、復路も粘っていましたが30km手前でとうとう脚が止まり、ASで休
んだり歩いたり。それでも残り5kmの看板が見えるともう一度気力が戻り、市街地での
熱い声援も力に変えてキロ6分ペースでゴールに向かうことができました。
ゴールは10時間11分、目標としていた10時間切りは達成できませんでしたが、感動と
いうよりは爽やかな気持ちでゴールテープを切ることができました。いつかはアイアン
マンと思っていますが、宮古島にはもう一度戻ってきたい、と心から思える素晴らしい
大会でした。
※※後日談※※
レースから4日後、会社の健康診断がありました。白血球数の大幅減少や肝機能の
異常を示すGOT/GPT値の上昇などの所見により、GW明けに再検査となりました。
再検査ではすっかり元の値に戻っていましたが、4日後でもかなり異常な値を示してお
り、トライアスロンは体を酷使していることを改めて認識しました。
開催日:2011・4・24