
第33-3号
美味しい食事はエイドテーブルよりゴールの後で!(3)
2014年3月7日
AAC会員
松本脩郎氏
ながながと読んでいただきましたが、少し私の経験から市民ランナーのマラソンに
お役にたてればと思い、マラソンに対して少し私の思うところを書いてみたいと思い
ます。
走ることは大抵の人ができる、間口の広いスポーツです。それ故に、せっかくかな
り努力されているのに残念な結果しか生まれないことがあるようです。このスポー
ツの奥行の深さを知れば、もっといい結果のでる方が沢山おられるように思われま
す。
大阪国際女子マラソンをみていても、それなりのチームに所属しているランナーが、
いわゆる市民ランナーに負けている現実はおもしろいですね。マラソンの第一段階
では練習量つまり走行距離が、走力アップに比例します。とくに中高年から始めら
れた方は、最初のころ先輩ランナーとの力の差が100対0であったのにもかかわら
ず、おもしろいように縮まってきますので、レースも待ちどおしくてますます練習され
るようです。でも。先輩ランナーがたどってきたように、壁につきあたりますし加齢に
よる衰えもあります。ここでファンランに移行して、きょうは楽しく走りましたと言う方
もよくみられますね。
なにか目標をもって、ひとつ上のステージを狙うのでしたら、それにふさわしい練習
モードに変えなければいけないと思います。よく走行距離を話題にされる方がいま
すが、私は累計100キロ走るのに12時間以上かかります。たぶんサブ3の方は累
計80キロを6時間ぐらいで練習されてるでしょう。どちらの練習がきついかは言うま
でもないと思います。呼吸器や循環器も筋肉ですから、日々負荷をかけておかない
と強くなりません。日々小さなお茶碗でご飯を食べていると胃袋が小さくなって丼で
は食べられなくなってしまうのと同じだと思います。
でも、なかなか1人ではスピード練習はできませんね。土曜日に芦屋浜ACで合同
練習される時に、最後の1キロでもご本人なりの全力走をされたら、その日の練習
効果が倍になると思います。
高いステージで活躍を希望されるのでしたら、ご自分のいちばん嫌いな練習をされ
るのがいいかと思います。熱心なかたは練習でもよく努力されますが、その時に少
し練習の軌道修正のアドバイスをしてくださる人にめぐり会えたらもっとラッキーです
し、確実に強くなると思います。
走行距離は自分の練習内容での比較材料であって、他のランナーとの比較にはな
りません。集団練習をされる時に個人練習で出来ることをするのであれば、お忙し
い社会人ランナーには勿体ないことですね。
(次号へ続く)