
投稿第142号
山行二題!
2008年8月21日AAC会員:的場健一氏
夏山立山剣岳縦走登山の報告!
北アルプス立山剣岳を美女軍団縦走八名♀あけみ・とみこ・.じゅんこ・ひろこ・み
つよ♂ひでお・なすお・けん・快晴の中岩稜と戦い、美しい多くの高山植物に癒さ
れて、全員無事に縦走し下山、立山山麓温泉で酒宴して、翌日は「立山カルデラ砂
防博物館」を見学して北陸道の富山ICより帰西する。
○立山は雄山(3003m)と主峰の大汝山(3013m)富士の折立の総称として、また雄
山、浄土山、別山を立山三山と呼んで、昔から「信仰登山」として山頂に雄山神社と
祠が祀られて、現在でも山岳信仰の霊山として有名であり、山頂を極めて天候に恵
まれた縦走でした。
○剱岳(2999m)は北アルプスの重鎮で、山頂からの幾重にも鋭い岩稜を連ねた一
服剣、前剣と鎖場の難所が多くて、特に平蔵谷のコル「蟹の縦這い」等の危険な岩
場が連続し緊張する稜線で、近代アルピニズムの絶好の岩登り中級以上のコースが
多くて「日本でも有数の危険な岩場」を無事に登頂出来た。
「剱岳点の記」日本地図完成のため三角点設置に命を賭けた男達の記録映画
で、原作は「新田次郎」明治40年に陸軍参謀本部陸地測量部隊が、針の山、未踏
峰の剱岳に挑んだ日本人の心の物語で10億円も投じて来年に放映が予定され、ク
ライマーの方々是非ともご覧下さい。また、立山駅前の「立山カルデラ砂防博物
館」は火山活動と侵食による立山カルデラの砂防の全容が、多量の崩壊土砂が堆
積して常願寺川流域の土砂災害をもたらして、日本屈指の砂防事業が進められて
「知られざるもうひとつの立山」が紹介されています。今回の登山は天候と日程等
全てが順調に進んだのは市職高井山岳部長の企画力に全員が絶賛、感謝し感激。
7/31(金)西宮発トヨタレンタ13:30名神(西宮)-北陸(立山)-千寿ヶ原17:30
千寿荘泊
8/01(木)立山駅6:20(ケーブル)美女平6:30(バス)室堂8:30-浄土山8:50一の越9:35
雄山10:40-11:55大汝山12:30-13:00富士の折立13:30別山14:20
剣沢小屋15:10剣山荘15:50(自炊素泊)
8/02(土)剣山荘5:35位地服剣6:00前剣6:50剱岳8:20-8:45くろゆりのコル11:10
剣御前小屋13:30新室堂乗野14:10地獄谷15:10室堂15:30
バス立山山麓温泉(里の湯)ロッジ雷鳥(宿泊)
8/03(日)ロッジ雷鳥8:30称名滝9:30立山カルデラ砂防博物館11:30-
富山蕎麦屋(昼飯)12:30―西宮帰着17:20
2008年8月21日AAC会員:中川隆二氏
北アルプス黒部渓谷へ行く!
8月1日〜8月3日
2泊3日で黒部下の廊下の一部を歩く。コースは欅平、阿曾原、仙人ダム、S
字峡、十字峡まで行って、欅平まで引き返す。メンバーは4人、平均年齢60
歳。(前期高齢者)
8月1日(金)
午前7時、車で尼崎を出発し、午後1時過ぎ黒部渓谷鉄道宇奈月駅に到着。車
からリユックなどを取り出し、山登りの支度をしてトロッコ列車に乗り込む、
宇奈月駅から欅平駅まで1時間22分(20.1Km)のトロッコ列車の旅。
宇奈月駅出発してすぐに宇奈月発電ダム湖、さらに黒薙温泉へとトロッコ列
車は大きなキシミ音をたてながら、渓谷のパノラマの旅、奥へ奥へと進む。
鐘釣温泉そして欅平駅に到着し一泊目の山小屋、欅平駅から徒歩30分のとこ
ろの祖母温泉(露天風呂かけ流し)へと行きました。
私は鐘釣温泉には思い出がある。42年前(22歳のとき)、後立山連峰唐松岳
から欅平駅に下山し、トロッコに乗らず鐘釣温泉まで、線路ずたいに歩いた
のどかな記憶が思い出された。今は線路ずたいに歩くことは出来ません。
8月2日(土)
午前4時30分そとは薄暗い中、皆元気に黒部下の廊下、十字峡をめざして山小
屋を出発する。欅平駅から30分位は急な登り、それからは水平歩道を歩く。
水平歩道は関西電力が黒部第3発電所第4発電所を建設するときに、従来の
登山道が通行できなくなるため、関西電力が登山道として整備したものです。
登山中足を踏み外せば命はないだろうと思うところが多くあり、足元に注意
しながら進んでゆく。沢に入ると大きな雪渓はところどころにあり、大きな
口を広げていた。そこに落ちると命はないでしょう。V字形の黒部渓谷はス
ケールが大きく、沢の岩肌はあらあらしく、また高さ100m位の滝は、水量豊
富で周りを圧倒します。また上を見れば5年位前に縦走した、後立山連峰の山
々見えて嬉しくなった。
山はいいな〜と感じながら阿曾原小屋を目指して歩く。阿曾原小屋に着いた
ときO氏の片方の靴底が剥がれてしまった。阿曾原小屋から十字峡行くには
片道2.5時間かかるので、O氏は十字峡行に行かず阿曾原小屋で待つことにし
た。そしてK氏も足の調子がよくないので2名は小屋止まり。I氏と私は十
字峡に向けて出発、40分位歩いたところでI氏の右足の膝が痛みだしてきた
ので、大事を取って阿曾原小屋に引き返す。
8月3日(日)
出発前O氏の登山靴にテーピングをグルグル巻いて補強、山小屋の主人は6時
間は持つだろうといってくれた。O氏の靴がどこまで耐えられるか、またI
氏の右膝がひどくならないか、心配しながら午前7時トロッコ欅平駅をめざし
て山小屋を出発する。I氏は昨日温泉に入り休養したので右膝の痛みは和ら
いでいたが、アップダウンの登山道を1時間位行ったところで、右膝の痛みが
増したので休憩を多くとりながら水平道を進む。下り坂の時右膝が曲がると
激痛するとゆうことで、右膝が動かないように木とテーピングで膝を固定し、
一歩一歩登山道をI氏は頑張って進む。やっと午後3時30分頃トロッコ欅平駅
に着いた。無事下山できた、良かった。トライアスロンじゃないけれどゴー
ル、ヤッター、勝利者の気持ちになる。
今回はいろいろとトラブルがあったが、古い山の仲間、トラブルがあればあるほど仲間
意識が深くなるものです。