シューズは修理して履こう

特集第7号(連載その4)
2006年10月1日
宗政 義仁

【シューズは修理して履こう】

「俺は年に2〜3足は買ってる。すぐに踵(かかと)が擦り減ってしまって…」と、少し誇らしげに話す人がいる。今回は、そんな人にも役立つ「シューズの修理」について考えてみたい。

確かに、200〜300kmほど走ると、シューズの踵部分、特に黒いアウターソールが削れ、その下の白いミッドソールが見えてくる。もっと厚く作ってくれれば…と思うが、商売の都合上そうもいかないようだ。

黒い部分には耐摩耗性に優れたゴムが使われているものの、やはり「ゴムはゴム」。使えばいつかは削れてしまう。しかし白いミッドソールの弾力性は、1〜2年で急に劣化するものではなく、アッパー(上部)も綺麗なままで、まだまだ履けそうな状態だ。

それでも多くの人は、そのまま擦り減った靴を履き続けてしまう。後ろから見ると、踵の外側が斜めに削れているのが一目でわかる。中には、ミッドソールさえなくなり、繊維状のゴムがはみ出たまま履いている人もいて、なんとももったいない…。

自称「ランナー」として、そんな姿はやはり許せない。足の故障を考えれば、安物では済ませられない。しかし、ここまで履き潰したらもうどうしようもなく、新しい靴を買うしかない。今やランニングシューズの定価は12,000円を超え、15,000円前後と高額になっている。私のように、定価ではとても手が出ず、型落ちの特価品を買うという人も多いだろう。

そこで皆さん、「もったいない精神」で考えてみてほしい。実は、少しの手間をかけるだけで、シューズの寿命を2〜3倍に延ばすことができるのだ。

その方法とは、「補修材」を使うこと。踵に白い部分が見え始めたら、すぐに補修する。使い方は簡単で、歯磨き粉のようにチューブから搾り出して盛るだけ。一度補修すれば、また100km以上走れるようになる。この作業を繰り返すことで、寿命が格段に伸びるのだ。


【補修方法】

補修材は、別部品を貼るタイプではなく、削れた部分に盛り足して元の高さに戻すタイプ。誰でも簡単に作業でき、接着剤としても利用できる。踵とアッパーが剥がれかけた時も、これでしっかり補修できる。


【補修材の一例】

  • 商品名:SHOE GOO(シューグー)

  • 販売場所:靴の量販店など

  • 用途:靴、ゴム製品などの補修

  • 内容量:156g

  • :黒・白・自然色

  • 製造国:アメリカ

  • 価格:約1,200円


靴は大切な道具。無駄に買い替えるのではなく、工夫しながら長く使うことが、足にも財布にも、そして環境にもやさしい選択である。

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