雑談/IMChina!「キャファ通信より転載」  

投稿第122号
雑談/IMChina!「キャファ通信より転載」
  
2008年4月26日
アトリエドゥキャファ
辻本誠氏

3度目の正直というべきしょうか、今度こそ本当に開催されました。
直前まで「ホントにやるの?」という疑問がつきまとっていましたが、時節はずれの台
風が来るというおまけまで付いて、レース当日の朝を迎えるまで気をもまされました。
大会の詳細は参加された方からの投稿にお任せするとして、スタッフとして参加した私
が感じたことを書いてみます。
○交通規制
第一回のIMASIA(済州)を思い出すような完全規制が行われ、一般道、高速道を完全封
鎖して行われました。そのため対向車線や支線で大渋滞が発生、甚大な被害を伴うこと
になりました。
17日、18日は台風の影響でフェリーが運航を中止したために、野菜や果物を運ぶトラッ
クが荷物を積んだまま路上に並ぶ姿を見ましたが、それに引き続き大会の規制で道路を
封鎖したため、野菜や果物を積んだ車が炎天下にさらされることになりました。かなり
の被害が出ているものと思われます。
また交通規制について事前の予告がなく、当日に突然規制したことも災いしたようです。
私が聞いた所によると、役所へは抗議のメールや電話が殺到したようです。
コースを変更する、規制の方法を変えるなど、かなり思い切った改善が為されない限り、
2回目の開催は無理なのではないでしょうか。
中国で行われたアメリカ人によるアメリカの大会、路上で行われたボランティア活動(規
制やエイド、メディカルなど)以外は全て白人(何人かは知りませんが)の手で行われ
ていました。私の目には、アメリカ人が中国でやったアメリカの大会に見えました。
IMAMERIKAinCHINAです。会場ではアメリカ人が中国人を大声で叱りつける姿も見まし
た。これは悲しい出来事です。
○私の仕事
レース当日だけですが、私はメカニックサービスとして参加しました。いつもIM
Langkawi
でメカニックをされているZulailyさん(kijafaで修業したいと言っているAzmil君のお
父さんです)と同じ車でコースを回りました。英語が上手なので、私とのコミニケーシ
ョンはもちろん、選手とのコミニケーションは彼が中心にやってくれました。
運転手さんは地元の人(市役所の人らしい)で英語が全然駄目。通じたのは、「Go!、
Stop!、Slow!」これも身振りを交えてやっと通じるようになったのです。シンガポー
ルから来たメカニックが中国系だったので、すれちがう時や電話で中国語通訳をしても
らいました。しかし良く考えると、ここは中国です。次の大会までに私たちが中国語を
覚えてこようとZulailyさんと約束しました。
私たちは移動中はじっと座っているだけですが、運転手さんはマニュアルシフトの運転
しにくそうな車をずっと操っていた訳ですから大変なご苦労です。しかもわがままな私
たちの言うことを文句一つ言わずにずっと付きあってくれました。本当に有り難いと思
いました。
車はこの大会のスポンサーが提供してくれた新車のSUV。いわゆるピックアップバンです。
空気圧が高すぎるのか、タイヤが固いのか、はたまたサスペンションが固すぎるのか、
乗り心地は最悪。これに朝8時から夕方5時まで、延々9時間(ちょっと休憩しました
が)も乗っていました。しかも室内には内装から発生していると思われる化学物質の臭
気が鼻を刺します。昔の日本の車でも同じような匂いがしてたことを思い出しました。
スピードメーター(距離計)が止まってましたから、大会が終わったら新車で売るんだ
ろうなと勝手に想像しておりました。
メカニックとしては大きなトラブルもなく、タイヤ交換のお手伝いが主な仕事で、レー
ス後半はリタイヤした人をゴールまで搬送するのに追われました。車が5人乗りなので、
二人しか載せられません。載ったのは、メキシコ人、アメリカ人、韓国人、フランス人。
いつも5カ国の人が狭い車内でガヤガヤ喋ってました。運転手さんは聞いているだけで
したが。
○ボランティア
会場内、コース上には大勢の学生ボランティアが動員されていました。不確かですが、
2,000人以上と聞きました。コースで活動していた人は長時間、多分水だけしか口にして
いなかったのではないかと思います。実は私たちも水しか口にすることは出来ませんで
した。私たちは動いている車の中でしたが、彼らはテントも傘もない直射日光の下での
長時間ボランティアは真に過酷だったに違いありません。
○パク・ビュンフン
宮古島では二連覇しており、今年勝てば三連勝。しかし強豪の揃うチャイナへ行きたい、
しかも入賞すれば賞金を手にすることが出来る。パク・ビュンフンがチャイナを選択し
た理由はこんな所にあったようです。
レース前日、私はバイクのメンテナンスのために会場になっているSheratonホテルで彼
と会いましたが、肌艶がいつになく良くていかにも体調が良さそうでした。結果的に2
位という高順位でフィニッシュしましたが、スイムがもう少し速ければトップに肉薄し
たのではないかと残念です。一方、日本人エリートの姿を見かけませんでした。
(大会開催日:2008年4月20日)

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