
第428号
☆☆☆サブ3達成!名古屋ウィメンズマラソン完走記☆☆☆
2014年3月15日
AAC会員
小田 晶子氏
昨年の名古屋の完走記、結びの言葉。「これで私の今シーズンは終了。目標
の3時間5分が切れなかったこと、めちゃくゃ、めちゃくちゃ、悔しい。でも来シー
ズンの目標は5分じゃない。来シーズン、サブ3、必ず、とりに行きます!!」
あれから1年。サブ3を宣言した地、名古屋で、ついにサブ3を達成しました!!
大阪国際でサブ3に失敗して、やっぱりまだサブ3には実力が足りないと痛感。
名古屋まで6週間という短期間に走力をもう一段階引き上げるにはどうすれ
ばいいか?
1.とにかくトップスピードが遅い私にはスピード練習は必要かつ有効という
思いは変わらない。5kmの20分切りは絶対必要。
2.今更走り込みは出来ないけど月間走行距離も少し伸ばす。必要休足日は
完全休息にせずスイムを入れる。
3.ペース走は4分半から4分15グループに上げる。ついて行けなくてもつけ
るとこまでつく!
4.つなぎのジョグの日も4分15を意識。
以上を決めて気合い入れ直して練習に取り組んだ2月。中旬からすごく調子
が上がってきた。タイムも上がってきたけど、何より大きいと感じたのは終盤
粘る力がついたこと。最初からいっぱいいっぱいのペースで刻んでも終盤に
大崩れすることがなくなった。終盤粘れる自信がつくと、序盤早めのペースで
入ることが出来る。いい循環で練習できるようになった。
特に大きかった練習は4回。長居20kmペース走で4’15、尼陸外周ペース走
15kmで4’10で走れたこと。芦屋で10kmの日、体調悪く1kmからとんでもなく
息が上がりながらそれでも設定ペースで最後まで粘ったこと。尼陸最終刺激
の5km、19’46の自己ベストが出たこと。これらが大きく自信につながった。
調子が上がってるというより走力が上がってるのではないかと感じていた。
メンタル面では、サブ3を目指すラン仲間が泉州や高知や篠山で壁にはね返
される姿を目の当たりにして、改めてサブ3の難しさを実感。でもだからこそ奥
深くて面白くて、こんなにも苦しいのに多くの人をひきつけるんだなぁと。自分
が心からやりたいと思うことがあって、それに挑戦できるということ自体が喜
び。そう思うとなんだか気負いが消えた。
サブ3のために練習のやり方を大きく変えた今シーズン、いろいろ迷いもあっ
たけど、やっぱり自分なりにすごく練習してきたと思う。必要休足日以外にサ
ボった日なんて1日もない。夏の溶けるほど暑い中めちゃくちゃ走り込みして
きたし、冬の泣きたいくらい寒い中苦手なスピード練習ばっかりやってきた。
今シーズン最後の名古屋で、頑張ってきたあの日の自分たちが納得してくれ
るレースをしたい。なんか変かもしれないけど、そんな気持ちだった。
予感は、あった。でも結果は後からついてくればいい。とにかく今シーズン自
分がやってきたことの全てを出し切ろうと思った。最後まであきらめない、最
高のレースを。自分のために。遠くから応援に来てくれる人のために。
では、スタート!!
~5km 20:39(4’07/km) ←スタートロス3秒含むブルンブルンに気合いが入
ってたもんですから。入りの1km・・・・3’59 ^^; あまりに速過ぎて口の中カ
ラッカラになった(笑) でも2kmで落ち着いて体と呼吸の調子をみる。出てま
す出てますアドレナリンにドーパミン♪今日はイケる!と確信。早くも「私のサ
ブ3パーティーは、ドンペリじゃなくて何でお祝いしてもらおうかな~♪」 なん
てことを考えたことをここで告白しておきます(笑) あ、でもバリバリに気合い
入ってたんで、すぐに集中し直したけどね^^; 尼陸仲間の応援!普段は応援
にほとんど反応しない私だけど少し手を上げるくらいの余裕がある。それも調
子がいい証拠。
~10km 20:31(4’06/km)41:10 10mほど前にみゆきさんというすごいランナ
ーの背中がずっと見えてる。私がこんな位置にいるなんてどう考えてもオー
バーペース。無鉄砲、突っ込み過ぎ、分かってるけど、こういう走り方をしてし
まう^^; 10kmの通過タイムは10kmの自己ベスト(笑)
~15km 21:05(4’13/km)1:02’15 早くも一つ目の山場。すでに脚に乳酸を
感じる。視界がちょっとぼやけてペースが一気に落ちた。オーバーペースの
ツケがもう来たのかと不安になったけど、本来あるべきペースに落ち着いた
だけ、このペースで粘ればいいしこのペースなら粘れるはずだと気持ちを落
ち着かせる。
~20km 20’48(4’09/km)1:23’03 納さんが「ガンバロッ!」って声かけてくれ
た。1週間前にもフル走ってる納さんが頑張ってるんだから、私も頑張らなけ
れば。同じ集団に呼吸のうるさい人がいて、「この人に比べたら私は呼吸全
然上がってないから大丈夫!」って思いながら走ってたんだけど、レース後
納さんに「呼吸はいっつもあんな感じ?」って言われた。私もうるさかったらし
い(笑) もうすぐ堀内さんの応援ポイント。早く着きたい、早く着きたい。
中間点1:27’35 ~25km 21’01(4’12/km)1:44’04 出たっ、ハーフも自己ベ
スト!!2分25秒の大きな貯金。さらに25kmでも貯金が増え。この区間まで
貯金を作ってこれるとは。サブ3、行ける!
~30km 21’21(4’16/km)2:05’25 二つ目の山場。名古屋城手前で急に視界
が白くなってギューッと狭くぼやけ始めた。頭も少しぼーっとする。脱水?低血
糖? 25kmのスペシャルに保険でつけてたゼリーはとらずに捨ててしまって
もう頼るものはない。これが前半飛ばし過ぎて後半失速するというやつ?
やっぱりサブ3なんてそんなに簡単に出来るもんじゃないの?まさかのDNF?
なんとか治って!と祈るような気持ちで走っていたらしばらくしたら落ち着い
た。あー怖かった。フルマラソンはここから始まるようなもの。何があるか分か
らない、気を緩めず行こう。
~35km 21’39(4’19/km)2:27’04 折り返してからしばらくしてSさんとすれ違
った。Sさんは、お互い持ちタイムが3時間12分くらいの頃から切磋琢磨して
きた大切な友達。大通りなのでかなり距離は離れていたけど大きく肯き合っ
た。言葉も何もいらなかった。「絶対サブ3やるで!!」っていう燃えるような
気持ちが伝わってきた。きっと私からもすごい気迫が立ち昇ってたと思う。
あの時のあの一瞬。肯くだけで気持ちが通じる戦友。思い出すだけで泣けて
くる。一生忘れない。こんなに青春しててええん?40やのに(笑)33kmで堀
内さんが叫ぶ。「2分40秒貯金あるからあとは4’33でも大丈夫やからな!
つぶれたらあかんぞ!!」笑顔でこたえる。ゴールで待ってて!!
~40km 22’08(4’25/km)2:49’12 いよいよペースが落ち出した。落ち出した
ら貯金なんてあっという間。「ここからがホンマの勝負なんやで!ここから粘
るための練習をずっとしてきたんやで!」「もう4’25でいいねん、4’25でいい
から、これ以上は絶対に落とさんと!」「サブ3すんねやろ!!気持ち強よ持
って走らんかい!!」・・・セルフ応援(笑)ガーミンしてなかったので1kmごと
の通過を祈るような気持ちで時計を見る。綺麗に揃う4’25。いったい何回現
れたか分からない尼陸仲間の最後の応援「行けるぞ!4分半超えたらあか
んぞ!」うん大丈夫!あとは最後まで4’25で粘るから!ありがとう!!
~goal 9’44(4’25/km) 本当に、本当に、ここまで来たんだ。そんなこと、絶
対出来るはずがないって。そんなこと、夢だって。そう思っていた、サブ3ラン
ナーに。ついにつかんだ、大きな、大きな夢!!こみあげて来たのは、涙で
はなく、笑顔だった^^
2:58’56(4’14/km) 75位
前半ハーフ1:27’35(4’09/km)
後半ハーフ1;31’21(4’20/km)
前後半差3’46
私の18秒後にSさんがゴール!「サブ3して抱き合って喜ぼう!!」の約束通
り、汗だくの体で抱き合って何かを叫ぶ私たち。その声は、はるか遠くドーム
の客席にまで届いていたそうな^^;最高の最高のレース。また人生の宝物
がひとつ増えた。結果が出たことはもちろん、レースに至る道のり、レース展
開、もらった応援、全てが最高だった。
支えて下さったたくさんの方に感謝を。いつも気にかけて下さり喝を入れて下
さりサポートして下さる監督、自分流を見つけろと言ってくれた師匠、大切な
練習パートナーのIさん、堀内さん!尼陸、長居、AACの皆さん、FB&ジョグ
ノで応援してくれる皆さん!本当にありがとうございました^^
(大会開催日:2014・3・9)