第616号素 晴 ら し い 出 会 !


第616号
素晴らしい出会!
2017年6月21日
AAC会員
森下智裕氏

40歳から始まった私のアスリート史を綴ってみました。 多分に主観が強いところがご
ざいますが、ご拝読ください。

~はじめに~
アラフォーと呼ばれる40歳。 一般的な男性は仕事においては最も脂がのった働き盛
りの時を迎える。 平成22年当時、私の場合は肉体面で必要以上に脂がのっていた。
(笑)会社の健康診断におけるメタボ診断では肥満予備軍と判定され、朝礼というオフ
ィシャルな場で自分ともう一人がメタボで要改善であることをアナウンスされてしまった。
そこでこのような辱めを2度と受けないように一念発起してダイエットに取り組むことに
した。

~自転車との出会い~
デブ脱出の第一歩としてトライアスロンをしている会社の同僚に相談してみた。 引き
締まった体の彼が何かいいヒントをくれるに違いない。 「ロードバイクがええよ~」
「バイク?」 首をかしげていると、「自転車・自転車。格好良くて速くて気持ちいい。
乗り続けてたら痩せるで~」 その魔法の言葉を聞いてすぐに心が決まった。 どこの
メーカーがええとか、機材は何がええとか、格好から入る自分は早速近所の自転車屋
さんで物色開始。 当時ツールドフランスなどで活躍していたアルベルト・コンタドールが
乗っていたトレックの販売店へ行き、予算の範囲内でデザイン、仕様が気にいったの
を見つけて購入。 ここから我が自転車ライフが始まった。 近所に自転車乗りの人が
いたのでいろいろ教えてもらい、また、いろんなところへ連れていってもらい行動範囲
が格段に広がった。 自分の足で漕いでいくだけで遠くまで移動できること、それを自
分の身体で体現できることに素直に感動と喜びを感じ、人間の生命力の強さに驚き、
自分に自信が持てるようになった。 「またまだ若い!人間その気になれば何でもでき
る!」 購入して3ヶ月経った頃には100km走れるようになり、体重は1年で10㎏近く落
ちた。

~そして、マラソンへ~
休日になるとサイクリング。 揖保郡太子町を起点に、西は七曲峠を経由して赤穂御
崎や日生など、北は雪彦山やちくさ高原、たまにグループで淡路島へアワイチ。
それなりに楽しく過ごしていたが、体力が上がってくると自分の力を試してみたくなって
きた。 そこで気になったのがフルマラソン。 これこそ体一つで勝負でき、タイムも記録
されるから否が応でも自分の立ち位置がわかる。 まずは練習してみて、いけるような
らチャレンジしてみよう! 平日仕事から帰ってジョギングを始めるようになり、週末も
バイクの合間を縫って走るようになった。 2kmが5km、10kmへと距離も次第に伸びて
いき、ランニングが楽しくなる。 フルマラソン挑戦は夢ではなく、次第に現実化を帯び
てきた。 そうして最初に選んだのは平成24年(2012年)の加古川マラソン。 20km超を
走ったことがなかったが、なんとか4時間44分で完走。 ゆるくではあるが、ランニング
にも目覚めてしまった。

~ライバルとの競争~
初フルの後は目標をサブ4に設定。 練習量を増やして翌年の加古川に出走し、可能
性は五分と思っていたがぎりぎりで4時間を切る。 単純な嬉しさでいえばこの時が一
番だったかもしれない。 サブ4に自己満足してしまったのか、以後は篠山、大阪など
に出るも4時間を少しオーバーする凡走を繰り返し、練習もマンネリ化していた。
そんな停滞期に現われ、状況を変えてくれたのが従兄弟(居垣充博氏)だった。 一緒
にアオリイカなどを釣りに行っていた彼になにげなくロードバイクを勧めてみた。 「釣り
だけでなく、自転車も一緒に走れたら楽しいやろな~」 これが大きな分岐点となった。
彼の吸収力というか貪欲性は凄く、どんどんレベルが上がっていき、ほどなくしてバイ
クの実力は互角になる。 体力をつけてきた彼がマラソンの世界へと足を踏み入れる
のにもそんなに時間はかからなかった。
平成27年(2015年)篠山マラソンが彼の初レースで一緒に走った。先着するもタイム
差はわずかに8分。 上から目線で教えていた従兄弟がいつしかライバルとなり、これ
までにない緊張感を感じた瞬間でもあった。 そして迎えた年末の加古川マラソン。
一緒に走るも5分近く差をつけられて完敗。悔しさとともに完全に闘争本能に火が付い
てしまった。 ここからはお互い一進一退を繰り返す。 翌28年2月の姫路を一緒に走り
私が彼の自己ベストを2分更新すると、12月の加古川では彼が目の前4秒差で先着し
てやり返す。 今年に入り2月に京都で従兄弟がサブ3.5を先に達成すると、続いて私
が3月に篠山でサブ3.5を達成。タイム差は2分。 このように私のランの歴史はライバル
である従兄弟との競争の歴史とも言い換えることができ、今でもお互いに切磋琢磨の
いい状態が続いている。

~芦屋浜ACとの出会い~
平成28年10月。神戸マラソンの試走にでかけ、グループを引率していた山崎氏、岡本
氏と出会う。 雑談しているうちに芦屋浜ACに話が及ぶ。 トライアスロンをメインとし、
ラン、バイク、スイムのほか、トレイルまで練習会があり選択肢が多いのが魅力に感
じた。 加えて、「強者揃い」「変態揃い」(マイペースでボチボチやられている方も当然
いらっしゃいますが) 聞いているうちに、自分が今まさに求めているクラブであると直
感した。 基本は楽しくであるが、どうせやるなら少しでもレベルの高いところに身をお
きたい。 早速土曜練習会に出かけ入会を許していただいた。

~現在、そしてこれからの自分~
自分がどこから来てどこに向かっているのか? ダイエット目的で始めたスポーツは今
や趣味以上の自己鍛錬の場へと変わってしまった。 年はそんなに若くないし、己の
能力の限界もよくわかっている。 だが、体が動く限りはもがいてあがいて、より高みを
めざしていきたいと思う。 真剣にやるからこそ楽しく、 得られる対価も大きい!
それはこのクラブの先輩方が教えてくれたことでもある。

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