
第648号
宮古島トライアスロン大会で初挑戦・初完走!
2018年4月29日
AAC会員
松田三智子氏
今季、宮古島トライアスロン大会でロングディスタンスに初挑戦してきました。
私にとって宮古島は特別な大会です。
4年前に、海ガメとニモ!を見ようと行った宮古島。この地で初めて、トライアスロン
という競技を観る機会を得ました。早朝、南国リゾートの美しい浜が千人を超えるア
スリート達で一気に埋まりました。穏やかな三線の応援が流れる中、沖へとうごめい
ていく人の群を目の当たりにした時の、心のざわつきを今でも覚えています。
なぜ今、自分がロング大会に出るに至ったのか、ここ数年の流れを俯瞰し不思議にも
感じます。当時の私は、スイム5m・ママチャリ・ラン2kmが実状でした。
3年間でアクアスロンをきっかけに→ショート→ミドルと進め、来年以降にロングに出
てみたいから、当選しやすい様にエントリー履歴を作っておこうと思いエントリーする
と、なんと即、今年当選。
それからは、ものすごい不安と焦燥に駆られ、参加できる楽しみを少しも感じられず
にいました。諸々用事も入りトレーニングも準備も交通等手配も儘ならない泣きそう
な・・・状況下、AAC宮古島経験者のみなさんから明瞭なアドバイスと確実な手助け
をくださって、やっとホッとして気持ちを前へ向ける事ができました。
(不安な気持ちを抱えて行った今年のAAC新年会。そこで宗政さんがプレゼント提
供されたアイアンマンリュック!貰われた方のご好意で、わたしの手元に回り戴
けました。それを今回お守りに持っていくことに・・・)
宮古島へと、おもむろにリュックを背負い歩いて家を出た金曜日の朝、お昼に神戸
空港で小阪さんと会うと、そこから始まるお笑い二人道中。
夕方、開会パーティー会場の宮古島ドームで先着の皆さん、吉岡さん・佐藤さん・
山本さんらと無事合流。知り合いの方々にも会えて楽しくカーボローディング会食。
大会前夜、ロングの距離感が未知!という不安が襲うも「海から上がったら~淡路
島一周してフル走ると思えば大丈夫!」という優しいアドバイスに『あ、そだねー』
と、一瞬納得しかける。 ・・・いや・・・それ、わからん!。でも、なんか大丈夫
ってことにしておこう!と思えて現実逃避気味に、とにかく早く就寝。
大会当日3時半からの朝ご飯は、スペシャル!。北海道の美味しい鮭!ホタテ汁!
特製ミートパスタ等を仕込む、早起きAACの最北の会員、北海道から来てくれた横前
さんのおかげでフルチャージ完了。
夜明け前に会場入りし、前日からの雨も上がって、『予定どうり大会決行します!』
とのアナウンスを聞くと、もう覚悟を決めた。
日が昇って明るくなってきたのでスタート地点へ向かう。ふわふわ柔らかい砂を歩き
ながらリミット13時間半までの完走を願いました。ふと水平線に虹が現れてざわめく
波打ち際、4年前眺めた景色の中にいるんだなぁと思いながら、今を応援してくれて
いる人の声に何度も振り返る。
屈強な人いきれにまみれ、ひるむ事なかれ~~~と自身に集中をかけ、じわじわと
群の前方へ位置を変えて10カウント待つと、エアホーンが鳴りスタート。
スイムは、ほぼずっと中途半端なバトルの渦中にいてもう大変!逃れようと遠回りす
るとブイを見失いそうになり、戻ると蹴られる乗られる掴まれる・・・混み合ったま
ま1時間でスイムアップしてバイクへ→横風要注意の伊良部大橋は全長3540m(珊瑚礁)、
池間島・来間島へも大橋を行って戻って宮古島をぐるっと一周半のコース。局地的
に強い雨が降るが、抜けるとすぐに晴れ間に。向かい風予想のルートは・・・
やっぱり始終向かい風で、耳元がボゥボゥいう中、20km以上ずっと小さくなりっぱな
しでしのぐ。
100km超えても脚のテンションを変えずにペースが保てる。145kmの表示が見えた
瞬間、足がつりそうになった。アドバイスもらってた塩タブレットを飲み込んでなんと
か復活させると、残り10km!のイメージを気楽なイメージに変えて(地元の道の!
よく知ってる10km感にチェンジ)軽くしてバイクフィニッシュ。
ランの関門時間をざっと図るとなんとか間に合いそうな計算に・・・いけるかな・・・
それからのランが、長い・・・
走り出した7kmから9km、13から17・・・次の1kmに中々着けない。宮古島を縦断し、
折り返してくる一本道のランコース、その折り返しまでになかなか進まず、既に帰っ
て来ている速い選手を羨ましく見送りながらゆっくり走り続けた。やっと折り返すと、
急に色を変えて傾きだした太陽が、真前からずっと眩しい。当日の日没予定時刻は、
7:06。35kmまで帰ってきたところで日がほぼ沈んでしまい、フィニッシュの競技場
は既にナイターになっていて、明るいトラックに入ると、やたら元気になって軽快に
走れる。
フィニッシュゲートをくぐるとちょうど数発のプレ花火が上がって、閉門一時間前の 合図が!。無事完走!夜8時半になり、競技終了時刻と共に花火がドンドンドンドン
上がってとても綺麗。
ずっと一日中、応援してくれていた頼もしい横前さんに一番に感謝!でした。
自転車であちこちのポイントを回り追いかけ、先回りしみんなを探し見つけて声をか
けてくださいました。レース中ツライ気分を明るく、励ましてもらえてとても助かり、
そして嬉しかったです。応援が大声過ぎて!その沿道周囲の皆が一緒に笑って、
さらにワイド~ワイド~!がんばれ~!と応援してもらえました。
宿に帰って、まず、6時間共に頑張った、わが相棒バイクちゃん!のよごれを流し、
自分の足にも水をかけたらやっと一息ついてフィニッシュの実感が湧いてきました。
急いで、近くのお店での打ち上げ会に追い付いて、オリオンビールを飲んでたらふく
リカバリーご飯!
ひとしきりしてふと気が付くと、まだお腹に汗まみれのゼッケンを付けたままな事に 気づく・・・ 日付けが変わった頃、宿でヨロけながら、ウェットスーツやウェアーを干
して、さぁ寝るかと思いきや女子部屋の三人で、しばし小声で真夜中の大会トーク
を・・・
早起きの翌日は、晴天夏日。 絶対もう一度行きたかった昭和レトロなきくえ食堂
で朝食をとって、荷造りをした後は日陰で休んで宮古島時間も体験。
楽しい旅!!でもありました。
閉会式でリザルトの上位者表に、小阪さんの名前を見つけて、AACチームの上位入 り!はとても嬉しかったです。大会当日はベストではないフィジカルコンディション
だったと思います。でも、しっかりと大会に名前を残し、そのポテンシャルと高い意志
に感心しきりでした。
大会を終えて、諸々反省は湧いてきますが、トータルで見て、自分なりに楽しく尽力
できて良いイメージで終われた初ロングでした。今大会に参加したくても出来なかっ
た方々の思いも、動力にさせてもらい最後まで途切れず走りきりました。
チームのみなさん、ご協力いただいたお宿「ひららや」の方々、宮古島で出会えた
仲良し、毎週スイム練習に付き合ってくれた地元のみんな、何ヵ月も前から応援して
もらったお友達、留守中お花に水やりしてくれた人達・・・心からありがとう・・・
たくさんの人に支えてもらっての大会参戦でした。
また宮古島の仲間に会いに行きたいと思います。 ありがとうございました。
(大会開催日:2018・4・22)