

第794号
やっと、夢に近づけたかな?
2023年6月29日
AAC会員
小阪 はるな氏
アイアンマンケアンズに参加してきました。大きな夢の一つにコナに出場することがあり
ます。今回、ケアンズでは女子のスロットが75となっており、最大のチャンスかもと思い
エントリーしました。エントリーするまでもたくさんの方々に助言やアドバイスをいただ
き考えた結果、この大会を選びました。
レース当日、シャトルバスに乗って会場に向かう頃よりだんだんと緊張が高まる。
みんな一緒、ここで落ち着けたら、自分の勝ちと思い込む。スタートまでの時間は、最終
のバイクチェックに軽量化とあっという間に時間が過ぎていきました。
スイム:マレーシアでのタイムが1時間26分だったので、波があり、海が荒れると聞いて
いたケアンズでは1時間30分で泳ぐことを目標にしました。申告タイム毎にゾーン分けさ
れてたローリングスタートで、バトルもなく波はありましたが、海で泳いだ練習の成果あ
り、あまり波を気にすることもなく泳げました。途中に陸にあがる周回のコースでしか泳
いだことがなかったので、3.8km連続で泳ぐことに少し不安はありましたが、気持ちよ
く泳げました。タイムは1:19:05で、目標タイムはクリアできました。
バイク:テントでの更衣をすませ、バイクラックにすすむと、左右のバイクはなく、広々
とバイクをとることができました。さあ、ここから180㎞ライドのはじまり。6時間30分
を目標にこぎ始める。最初は調子よく漕げましたが、80㎞を超えたぐらいから、ギアの
調子が悪く、変速ができなくなることも。あれだけ、チェックしたのにと思いながらも、
やはり最後はメカニックという評価もまだ必要であったのかと自分のメカテクニックの
不十分を実感。なんとかなる、大丈夫と思い込み、こぎ続ける。ほとんどフラットと思
っていていいとのアドバイスをもらっていましたが、まあまあのアップダウンがありまし
た。景色はきれいでしたが、見る余裕があるときもあれば、景色を見る余裕がない時も
ありました。ラスト10㎞、ランに備えて調整しないといけないのですが、ある程度の人
が集まっていたので、ドラフティングをとられないように前へ前へ出るように心がけた
ら、全力で漕いでました。バイクタイム6:32:26 目標タイムは超過してしまいました。
ラン:バイクの最後で全力を出し切ったせいか、いつもより脚が思うように進みませんで
したが、そのおかげで呼吸が乱れることなく、最初の1週目の10㎞は淡々と走れました。
段々と日が暮れていき、歩きたくなる衝動が。一度歩いてしまうと、次に走り出せないと
思い、エイド以外では止まらない、歩かないと決めて走り続けました。ただ、おなかの調
子が整わず、トイレ休憩が3回ぐらいありました。残り3㎞となったところで、同じカテ
ゴリーの人が前を走っていました。これは、一つでも順位を上げるしかないと思い、スピ
ードアップし、今度は抜かれないようにそのスピードを維持。そうして頑張っていると、
また前に同じカテゴリーの人が。またまたスピードアップし、ゴールへ。そんな感じで、
ラスト3㎞で3つの順位をあげることができました。レッドカーペットを通ると、沿道の
声援に囲まれ、感動。あー、やっと帰ってこれた。アイアンマンのゴールゲートは本当
に格別です。タイムは4:39:00 目標としていた4:30を超えてしまいました。
ゴールタイムは12:49:39ギリギリ13時間以内に帰ってくることができました。前回
のマレーシアより約1時間短縮できましたが、順位は年代別12位でコナには到底届くよう
な結果ではないことは十分理解できています。
翌日のロールダウンパーティーは、何があるかわからないと参加。スロット対象者の名
前が呼ばれた後、「コナに行きたい人」というアナウンスがあり、手を挙げて前に出る
ことで、コナ出場の権利がもらえました。今の私では実力で獲得できない、夢のチケッ
トです。コナまであと、3か月。後は、最高の場所で、最高のパフォーマンスができる
よう、コツコツと継続した努力するのみです。
最後になりましたが、今回の旅をご一緒してくださった方々にも感謝です。英語が喋れ
ない私への通訳、そして身の回りのお世話もしてくださり、そんな海外遠征でしたが、
旅のストレスも軽減させてくださったことが、この結果につながったとも思っています。
今回の旅でも、たくさんの出会いがありましたが、コナ出場に向けて、さらなる出会い
があり、人生の経験値をあげていきたいと思っています。