Hiroeのアスリート健康栄養学【第04弾】意外と多い?1時間くらい走るランナーの「糖質摂取量」はこのくらい

糖質の適切な摂取量はその人の体型、運動習慣で大きく変わる。では、よく走るランナーなど、
「有酸素運動好きの人」はどれほどの炭水化物量で摂れるのか。

筋肉には速筋と遅筋があります。
ランなどのエアロ(有酸素運動)で活躍するのは遅筋、酸素を介して体脂肪を運動の
エネルギー源として燃やします。
その意味ではエアロは脂質メインの運動ですが、体脂肪が燃えるときは糖質も必ず一緒に
代謝されます。
ゆえに糖質の摂取も大切で、筋肉内に貯蔵されている糖質(グリコーゲン)の量は
パフォーマンスを左右します。

アメリカスポーツ医学会(ACSM)は体重と強度に応じて1日の糖質摂取のガイドラインを
定めています。
1日1時間以内の中強度のトレーニングなら体重1kg当たり5〜7g
1日1〜3時間の中・高強度のエアロなら体重1kg当たり6〜10g

         P=タンパク質、F=脂質、C=炭水化物のバランス

マラソンなどのレースに出る前に、カーボローディングをしますが、その狙いは、筋肉に
蓄積するグリコーゲン量の上乗せですね。筋グリコーゲンが十分多いと、糖質の涸渇による
レース後半の失速が避けられる狙いは皆さんも理解されてますよね。
ローディングにはいろいろなやり方がありますが、アメリカスポーツ医学会(ACSM)は
90分以上続くレース本番の36〜48時間前に、1日に体重1kg当たり10〜12gの糖質を摂る
ことを推奨しています。
トレーニング日に摂取する糖質量の基準
             420g

仮に体重60kgで7gなら、1日420gになります。

●1日1時間以内の中強度の有酸素トレ:体重(㎏)×5~7g
●1日1~3時間の中強度から高強度の有酸素トレ:体重(㎏)×6~10g

カーボローディング日に摂取する糖質量の基準
720g
 

体重60㎏で12gなら、1日720gになります。
1日の糖質摂取量(36~48時間前):体重(㎏)×10~12g

レース前夜に付け焼き刃で大盛りのパスタを食べるくらいでは、グリコーゲンは
思ったように増えてくれませんので、計画的にカーボローディングを!

目安として参考にその日の食事をイメージしてみてください。

ご飯 1膳(150g/約0.4合) 約50g
パン6枚切り1枚       約25g
パスタ1人前(乾麺100g)   約80g
ラーメン1人前         約75g
蕎麦 1人前         約65g
うどん 1人前        約55g
*麺類は『麺の糖質量のみ』『茹で重量250g』の表記となります。
*大会レベルの練習されるときは、他、おかずや果物、間食などでしっかり糖質を補って下さい!

容と健康   Hiroe 鍼灸サロン&スクールVoce
院長 新開  弘枝 
dr.hiroe@gmail.com

専門学校 非常勤講師
ひょうご仕事と生活センター 健康経営専門講師
薬膳教室主宰

スポーツライフの3要素
アスリートがより強くなるためには、
「運動(トレーニング)」に見合った「食事(栄養)」と「睡眠(休養)」
をとることが不可欠。

普段の食事や必ず摂りたい栄養素、
効率の良い睡眠と食事の関係など、
アスリートのカラダのケアについてお伝えします。
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