
投稿第五十五号
アイアンマン・コリアの報告!
2006年9月7日
芦屋浜アスリートクラブ会員:丸岡三千代氏
韓国の南端の島、チェジュ島で行われた「アイアンマンハワイチャンピオンシップ」の最終予選に挑戦してきました。この2月にアイアンマンマレーシア、5月はアイアンマンジャパンと挑戦しましたが、悔いが残る結果でした。気を取りなおし、今回のラストチャンスに賭けて、五郎さんが作った「トレーニング計画+さぼり防止&監視付」の非常に厳しいトレーニングを猛暑の中でこなし、チェジュ島に一人旅立ちました。8/25(金)移動日朝6:00西宮北口からリムジンバスで関西空港へ。関空9:30発-チェジュ島に11:10着。バスで登録会場に向かい選手登録を済ませ、宿泊先の韓国コンドミニアムに向かう。今年はアイアンマンの幟や旗が多く、島の守り神の大きな石造(石おじさん)には青と緑のさわやかな色のアイアンマンの服が着せられ歓迎ムードであった。宿に着くと、バイクの組み立て調整に忙しい。8/26(土)レース前日宿からすぐ近くのスイム会場である中文ビーチで試泳後、恒例のウイットニーさんの面白い日本語競技説明会を受け、ラン&バイクバックをまとめバイク預託を済ませる。明日の補給食のおにぎりやスペシャルドリンク等の準備をし、19:30に就寝。8/27(日)レース当日4:00起床、5:30に会場へ向かう。ナンバリング、準備をあわただしく済ませウエットスーツを着用し、いざビーチへ。気合をいれ海を望むと、なんと海が荒れている。1メートルを超すうねりと白波が立ちコースブイが見えない。ウオーミングアップで海に入るが波に押し戻されてしまう、『これはえらいこっちゃ死者がでるわぁ・・・』とかなんとか思っているうちに、低気圧の影響で益々荒れてきてやっぱりスイムは中止となった。(残念)レースはバイク+ランのデュアスロンで行われることになり、プロから女性、男性のゼッケン順に数秒間隔でバイクスタートする。バイクコースは風の強い海岸線からチェジュ島の中心にあるハンラサン(漢ら山)の裾野を走る山ろく中心の厳しいコースである。チェジュ島はこのハンラサンの火山活動によって生まれた島で、リゾート地でもあり韓国のハワイとも呼ばれている。スタート時は曇っていたが、まもなく雷を伴う激しい雨になる。山沿いではあちこちで落雷があり、横殴りの風雨でハンドルをとられそうになる。この悪天候のためかパンクや落車を多く見かけた。とにかく集中をきらさないよう注意する。繰り返しでてくる坂をクリアし、100km辺りを過ぎるとコース一番の激坂が待ち受ける。蛇行したり降りて自転車を押している選手も多いが、ここはリズムを崩さずひたすら我慢・我慢、身体も気持ちもしんどいところに『ファイテン!(がんばれ!)』と声援がかかる。後半もガスで見通しが悪く、下りは恐怖であったが集中・辛抱・我慢で無事バイク終了。次のランは、02年のサッカーワールドカップ開催スタジアムの前の道路を3周回する、細かいアップダウンが続く厳しいコース。雨がやみ日差しはないが蒸し風呂状態で、走りはじめから身体中に熱がこもり息苦しく脚が重い。あまりの辛さに、『・・なんでこんな苦しいことまでしてハワイ目指しているんやろ・・もうどうでもいいやん・・』と弱気になるが、ゼッケンベルトに縫い付けた、娘手作りのかわいい魚のお守りをポンポンと触り『・・あきらめたらあかん・今まで頑張って続けてきたんや、きっとチャンスは訪れる・ハワイを目指す気持ちは誰にも負けない・・』と、なえる気持ちを立て直す。この蒸し暑さのためにつぶれる選手や歩く選手が多くみられた。同じエイジのライバルが前にいるため、すれちがいで距離を確認しながら希望をすてず強い気持ちで走る。距離は縮めたものの最後までライバルに追いつくことはできなかったが、力を出しきってのゴールでさわやかな気持ちであった。8/28(月)表彰式翌日、ロッテホテルのハワイレジステーション会場で成績発表。結果エイジ3位、ハワイのスロットが2つで2位の韓国選手が権利を辞退したため、夢のハワイワールドチャンピオンシップの権利を得ることができました。今だに夢のようです。ここ数年、ハワイを目指してきて、トレーニングを含め、身体や家庭、仕事の調整の大変さと、権利を得ることの厳しさを実感しました。でも続けていればチャンスがめぐってくる。続けていた甲斐がありました。10月21日は世界のアイアンマンチャンピオンが集まる憧れの大会。思いっきり楽しんで、私の青春?の一ページを飾りたいと思います。(大会開催日:2006年8月27日)レース結果スイム3.8k中止バイク180.2km6:39:42ラン42.2km4:12:12トータルタイム10:54:30総合順位180位/1070人中年代別順位3位