
投稿第三十二号
ペースメーカーとして参加した木津川マラソン!
2006年2月7日
芦屋浜アスリートクラブ会員:城佳子氏
木津川マラソンを走られたことがありますか?ランナーズの大会100撰にも選ばれた人気大会です。今回はちょっとしたご縁で木津川マラソンの5時間のペースメーカーをすることになり、自分一人で走る以上に楽しい経験をする機会に恵まれました。◆キロ7分プラスいうゆったりとしたペースでしたが、マラソン初参加の人、ウルトラなどのロングランが好きなおじさん、東京から来た若いお嬢さん、怪我で長い間走れなかった青年など様々な方と共に目標タイムを5時間に設定してスタートしました。◆私自身はアメリカのレースでは、機会があればいつもペースメーカさんについて走ります。やはり目標タイムがはっきりあり、それに見合うだけの練習をして来た時には、彼らの存在は目標達成の助けになります。数年前のシカゴマラソンでは、うさぎの格好(英語ではペースメーカーのことをラビットとも言う)をしているペースメーカーについて行き、『彼らのお陰でサブフォーが出来た!』と感謝したことを思い出します。◆日本のレースではペースメーカーさんはどういう風に走られるのかわからなかったのですが、目立つ格好をしようと思いニューヨークで買って来た自由の女神の帽子とピンクの風船をつけて走ってみました。また、ただ一定のペースを守って走るだけではなく、登り坂の時には『がんばろう~!』と周りに声を掛けたり沿道のボランティアの方にも『パン、おいしいです~!』と積極的に話したりして楽しむことができました。自分一人で走ると、結構、私は眉を吊り上げて走っていて、なかなかそういう余裕がないのです。◆最後の2キロでは、5時間のペースメーカーは何人もいたので、後ろのランナーに声をかけて、『余裕がある人はペースを上げて走ろう!』と3ー4人を連れて集団を抜け出しました。ふらふらになってゴールを目指すランナーたちを追い越しながら励まし、一人一人に『一緒に走ろう!』と声を掛けると徐々に集団は大きくなりました。最後には数人のランナーと共に4時間55分でゴールしましたが、まるで、笛を吹いたら子供も大人もついてくる寓話の「ハメルンの笛吹き」の状態だと、走りながら笑い合いました。◆私自身も冬空の下で木津川のよさを十分に楽しんだ道中でしたが、5時間を目標にしてきたランナーの方々が、ゴール後には満面の笑みで『目標を達成できた!』と伺いました。皆さんの努力の成果が望ましい結果となって顕われ、心から嬉しく思います。個人でのレース参加とは少し異なり、ランナー同士の絆を経験した思い出に残る42キロとなりました。◆今回は、普段から使っているランナーズワールドという雑誌のウェブサイトから、キロあたりのペースの表を印刷してそれを参考にしながら走ったのですが、みなさんの中でご興味がある方がいらっしゃったらご参照ください。アメリカではマイル表示ですので、ここではキロ表示のイギリスのサイトをご紹介します。◆http://www.runnersworld.co.uk/news/article.asp?UAN=1465①3番のRace-pacebandというところの青い表示(Gotorace-paceband)をクリックする。②一番上の箱の中に自身の目標タイムを入力してください。(例:3時間半なら03:30:00)③距離はdistanceで調節します。5K、10K、ハーフ、フルなどがあります。④最後に一番下のGotocreatePaceBandというところをクリックしたら、計算が終了します。これは元々印刷したものを手首に巻いて走る、というアイデアのもので、私は切り取ってポケットに偲ばせ、走りながら時々参考にしています。◆普段、芦屋浜ACのみなさんと楽しく走ってトレーニングした一つの成果が、ちょっとした社会貢献につながり、非常にいい経験になりました。走ることで誰かの役に少しでも立ったというのは気持ちがいいものです~!自分のロングランの練習にもなりましたし、これからもぜひ機会があればペースメーカーをしてみたいと思っています。(大会開催日:2006年2月5日)