
投稿第64号
ムネムネの貧困なる精神(4)「大会参加費は高すぎはしないか!?」に寄せて!
2006年11月26日
芦屋浜アスリートクラブ会員:小林留美子氏
大会参加費が安いにこしたことはないけれど、上記投稿の中に『大会参加費の1部を慈善・寄付に役立ってくれる・・・』という1文がありました。欧米の大会などでは宗教的背景があるからでしょうか、寄付(Donation)とか慈善(Charity)が必ずと言っていいほど付いているように思います。ハワイのアイアンマンの大会などでもホームページ上で『○○病の子供達の治療に寄付を!』というようなことを載せています。日本のランナーたちもそろそろ走る満足だけでなく、また大会主催者も広いところに目を向けていいのではないでしょうか。有森裕子さんは大会参加費の1部を寄付してカンボジアの地雷で足を失った人に義足を贈るという活動(ハート・オブ・ゴールド)をしています。自分が健康で楽しんで走ることが誰かの役に立つ、1歩踏み出して、そんな気持ちも大切かなと思います。自分のことで言えば、あるとき新聞で、カソリックの修道女会がカリブ海にあるハイチ島で行っている結核治療などの慈善事業に寄付を募っているという記事を見ました。わたしはカソリックの信者ではありませんが、たまたま高校がミッション系の学校で敷地の中に修道院があり、先生もシスター達だったこともあり、この記事を見てなにがしかの寄付を送りました。でもただお金を送るだけでいいのかなあ、と漠然と考えていたときに、自分は健康で走ることができるのだから、それが何か役に立つのではないかと考え、1キロ走るごとに10円の貯金をして、1年で溜まったお金をクリスマスの時期にこの「ハイチ援助会」に送る事を始めました。援助会からは送られた寄付がどのように役に立ったのか、政情不安なハイチ島のことなど現地で働くシスターから報告が届きます。かれこれ始めてもう20年になります。ここまで続けられたのは無理をしないからだと思っています。それと、送ったお金がどのように使われたのか知ることができるというのは大切なことだと思っています。大会に参加するということはランナーそれぞれの意味づけがあるでしょう。いくつか参加する大会のひとつに、もうひとつのおまけの意味をつけてみてもいいのではないでしょうか。===大会を主催する側の意識の変化を求めたいところです===