その時レースが止まった!「アイアンマンジャパン5島長崎」

投稿第90号
その時レースが止まった!「アイアンマンジャパン5島長崎」
2007年6月28日
芦屋浜アスリートクラブ会員:宗政義仁氏

その時まで全く自覚のない身に突然降りかかってきた珍事。ゴールまで残り2kmでストップが掛かった。選手や応援の皆さんもご承知のように、バイク周回コースに入りキツイ登りに差し掛かると、赤Tシャツに赤大うちわで10名以上が1生懸命応援してくれてる名物の「5島列島/赤Tシャツ軍団」がいる。眠気を吹き飛ばし元気を貰え我に返ることができる、ありがたさを大いに感ずる所だ。しかもそこを2回通過するともなると、なおさらの事である。そして最後の2周回ランに移る。1周回目は予定通りの走りで”ゴール行きと周回行きの分岐点”を通過し、ゴールまで後残り約8kmに差し掛かった。そこで突然目に飛び込んできたのが又してもあの「5島列島/赤Tシャツ軍団」だったのだ。5島市大通り商店街の有名な「ヒロシ商店」店主とその仲間たちが、また応援しているではないか!しかもご両親の隣には息子さんがいた。その息子さんの顔を見た瞬間に行動していた。前後の見境もなくただ感謝と感動のあまり咄嗟にかけ寄り、装飾品と見間違えるほど立派な黄色リストバンドを、『プレゼントするヨ!』と大声で渡してしまったのだ。そして”ゴール行きと周回行きの分岐点”に差し掛かり、当然のごとくゴール行きへ足を向けたとたん『ストップ!!!』の声、そこで事の重大さに初めて気付いた。周回確認用のリストバンドがないのだ。リストバンド事件発生。【その時レースが止まった!】事実確認のためマーシャルに連絡をとって貰うものの、5分経ち10分過ぎても返事がない。AACクラブの仲間や約10km手前で抜いた同年代選手が目の前を通過して行くではないか・・・『もし私がウソを言ってるならば失格でもいい』との発言で、やっと管理責任者は大会本部へ確認してくれた。が既に約18分経過していた。その時、先ほど抜いていった同年代選手が約400m?先を左折しようとしているのを見てしまったのだ。それから残り2kmの猛ダッシュが始まり、石田城お堀の石橋を渡りゴールまで約200mのところで追いついたものの、『ヨーッシ勝負シヨウ!』との声を返された。だが、もうその時はヘトヘト状態で追う気力はない。最後は爽やかな笑顔でゴールテープを切り、満ち満ちる達成感を充分に味わった!トライアスロン競技歴17年目にして初めてで最大の失敗であった。これまでに約5000人近くの選手がゴールテープを切ったであろう本大会、周回チェック用のリストバンドを応援者に渡してしまうなんて、こんな失敗をした人は私以外にはいないだろう。離島の日「ヒロシ商店」を訪れ事の次第を話す機会が持てた。ご両親は目に涙を浮かべ大そう喜んだり、そして残念がってくれた。話によると私がゴールした頃にマーシャル3人が入れ替わり立ち代り確認に来られたそうだ。また談笑中に5島トライアスロン協会長も立ち寄られ、「日本アイアンマンクラブ」の話ができたことなど貴重な時間が持てて感謝している。恥ずかしながらこんな「不様なレース」を紹介したが、何故か心は晴々していて悔しさが沸いてこないのである。自分がまだこんなにも「熱く燃えるものを持っていた」と発見できた事のほうが重かった!この度はレース参加だけでなく、今年1月1日に設立スタートした「日本アイアンマンクラブ」の発足会も実施するなど、実り多き大会となった。ただ、この度の不祥事でたくさんの方々に大変ご迷惑をお掛けしました事を、心からお詫び申し上げたい!総合時間11:55:53総合順位211位/723人中60歳年代別4位/16人中(大会開催日:2007・6・17)

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