50kmの部で努力賞?をいただきました!  

投稿第148号
50kmの部で努力賞?をいただきました!
  
2008年10月19日
茨木市
山口 哲氏

 皆さん、はじめまして。大阪府茨木市在住の山口哲(やまぐちさとし)と申します。
この度、芦屋浜潮風ウルトラマラソン50kmの部に参加させていただきましたので感想
を述べさせていただきます。
まず、主催者側の皆様、雨降りの寒い中にもかかわらず、ランナーのサポートをして
いただき本当にありがとうございました。私のモットーは「チャレンジ精神」です。
小学校4年生の時の恩師から教わった言葉で、それ以後、常日頃から自分のキャパシ
ティよりも少し高い壁にチャレンジし続けてきました。
今回、芦屋浜潮風ウルトラマラソンのお誘いを受け、50kmの部、70kmの部共に明らか
に自分のキャパシティを超える距離でした。過去のマラソン経験は、毎年11月23日に
川西一庫ダムで開催されますハーフマラソンに数回参加した程度で、しかも最後に参
加したのは3年前、さらに今回の大会に向けて行った練習は10kmほどのジョギング2回
という有様でした。しかしながら、走ることが基本的に好きですし、新しい世界にま
たチャレンジしてみようという気持ちもあって最終的に参加を決めました。
スタートから、あいにくの雨降りでしたが、芦屋浜の素晴らしい景色、なんとも落ち
着いた雰囲気に気分は最高でした。10km、20kmまでは順調で、ちょうど良い感覚でエ
イドを設置してくださっていたこともあり、『お?もしかして、このペースなら50
 kmいけるんじゃないか』という気持ちがだんだんと湧いてきました。
しかしながら、何事にも通じることで、人生そんなに甘いことはなく25kmを超えたあ
たりで、以前から少し痛みのあった右膝に痛みが出はじめ、足も重くなってきました。
雨あしもだんだんときつくなり、浜からの風が吹くことで濡れた体が冷やされ、カッ
パを着ていても寒さを感じずにはいられない状況になってきました。
この状態で、あと約半分あるのかと思ってしまったため、さらに精神的なつらさがの
しかかり、そろそろリタイアかなと思っていると、すれ違うランナーの皆様が初対面
にも関わらず『ファイト』『がんば』と私の精神状態を悟ったかのように応援して
下さるではありませんか。さらに、エイドでは、『ここまで、来たら走らないと』
『途中でリタイアするのと完走するのとでは、自信の面で大きく違うよ』『ま
た戻ってくるの待ってるよ」などなどの背中を押してくれるお言葉。さらにさら
に、スタート地点では、『山口さんがんばって』『はい、おめでとう』と10kmご
との輪ゴムを手渡してくれます。すると、つらいつらいと思っていたのが自然と『よ
し、ここまで来たら走りきってやる!』という気持ちへと変わっていきました。
45kmの時点で、16:00過ぎとなり、既にゴール地点では閉会式が始まっていました。
スタッフの方にもタイムオーバであることを告げられたのですが、最初に時間を過ぎ
ても走りたい方はゼッケンをはずして走って良いと説明されていたのを思い出し、気
づけば、『ゼッケンをはずすので最後5km走ってきても良いですか?』と聞いて
いました。『すぐに暗くなるので気をつけて下さいね。1時間後、帰ってきて
も誰もいないかもしれませんよ』と言われましたが、それは承知の上で、自分と
の最後の戦いにチャレンジしました。
最後の5kmはエイドも撤収されており、折り返し地点にはもちろん誰もいません。す
れ違うランナーもいません。ここからは本当に自分との戦いでした。重い足をひきづ
りながら一歩一歩「ラスト、ラスト」と小さな声を出しながら進みました。ここで、
奇跡が起こりました。
折り返した後、あと少しだと思い最後の直線でふと顔をあげると皆さんがゴール地点
で待ってくださっているではありませんか。これで一気に元気が戻りました。これま
でひきづりながら進めていた足も自然に走り出し、最高のラストスパートが出来まし
た。ゴールは既に片付けられていましたが、皆さんの温かい拍手につつまれ、自分の
中でイメージしたゴールテープを切ってゴールしました。
ゴール直後には、すぐに水を渡していただき、さらに、努力賞としてバナナ、参加賞
は二ついただきました。ありがとうございました。次回はしっかりと練習をして、時
間制限内に完走できるようにがんばりたいと思います。今後ともよろしくお願い申し
上げます。
(大会開催日:2008・10・5)

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