第438号初ロングに挑む!〜宮古島トライアスロン完走記〜


第438号
初ロングに挑む! 〜宮古島トライアスロン完走記〜
2014年5月9日
AAC会員
小杉 太郎氏

それは昨年のクリスマスイブに来たメールで始まった。宮古島トライアスロン実行委
員会から、過去何度も「残念ながら・・・」で始まる内容に、今回も・・・と思いながらメ
ールを見ると、「厳正なる選考の結果、貴殿は出場内定となりました。おめでとうござ
います。」 目を疑い何度も文章を見る、と同時に私のロング完走へのトレーニング
が始まった。

過去にはミドルへ2回(2011佐渡国際、2012埼玉彩の国トライアスロン)出場してる
が、やはりロングは未知の世界。特に苦手のバイク155キロをどうにかして克服し
なければならなくなった。まず取り組んだのがAACバイク練習会への積極参加。
幸いにも月に2回ペースで任意参加の企画を用意してくれている。後川への100km
ライド、六甲アイランドの周回スピード練習60〜70km。ロングライドの自主練は鉄の
意思がないと挫折してしまうが、企画へ参加すればどうにかこうにか走りきれてしま
う・・・。AACの先輩方はとても親切で、ロングの走りの極意を惜しげもなく教えていた
だける。 ”バイクは水車になったつもりで同じリズムで足を回せ!” ”ランの着地足
はお尻の下で!” など、何度も出場している諸先輩方の生の声に勝るものはない。

出場内定から4月のレース本番まで5、6回はバイク練習に参加しただろうか。距離に
慣れてきて、六甲アイランドの練習コースを自主練で走れるようにもなった。どうにか
100km前後の距離感には4ヶ月で自信がついてきた。

トライアスロン、特にロングではランの強い選手が有利と聞くが、私は昨年末の段階
ではフル・ベストが4時間1分と決してアドバンテージにはならない。2014年の目標と
して「フルのサブフォー達成」「ロングトライアスロン完走」 を掲げ、まず3月2日の篠山
ABCマラソンに挑んだ。サブフォー完走には最低でもアベレージ 5:40/kmで走らなけ
ればならず、計ったように5:40/kmで刻んだ過去の大会では4時間切りを何度か逃し
てきた。 ”サブフォーするには3h50m切りのつもりで走れ!” 大会直前の会員の方
からのアドバイス。直前の東京マラソンで大学の友人が 3h47mで完走したニュース
も刺激になった。
篠山当日は、前半から5:30/kmで積極的に攻め、結果的にはネットではあるが 3h57
mのサブフォー達成! 宮古島トライアスロンに向け、やり残し感無くトレーニングに再
度励むことが出来た。

4月20日、宮古島大会当日を迎える。昨年の大会は悪天候でランスタートのデュアス
ロンになったらしいが、今年の天気は良好! 週一で3kmスイム練を行ってきた成果
を試すことができる。スターターを務める安倍首相夫人の号砲と同時に一斉スタート。
選手集団の中盤やや外よりからゆっくりスタート。3km 約1時間のスイムで焦りは禁
物。バトルもなるべく避けて、第一ブイの600メートルまではのんびり。ブイを曲がった
あたりで周りの選手の位置取りが落ち着いたのを感じて少しずつ前へ。第二ブイから
岸までが焦りもあり長く感じる。最後まで粘って58秒余りと1時間を切る好タイムで苦
手のバイクへ。

苦手と感じてると予期せぬことが起こる。バイクへの着替え袋を掴んで素早くバイク
置き場に着くと、他人の袋を間違って持ってきてしまった。素早く取り替えに行くも5
分のロス。着替えも手こずり結局バイクスタートまでに15分を要する。

それでも宮古島の大地、空、海を感じながらのバイクパート。周りの選手も本番に投
入した自慢のバイクに乗り、飛ばしに飛ばす。周囲の選手についていけている実感を
感じ、練習会で走破してきたことを振り返る。今回の大会で自身に課しているのが 「
心拍数縛り」 バイク、ランと150回/分未満での巡航に留めることで、最後までスタミ
ナ切れを防ぐ作戦。バイクスタート後40km、平均32km/h とハイペース。心拍数も150
未満を意識するが超えたり下回ったり・・・。後半の”シャリバテ”を防ぐために昨夜作
った「ソイジョイ 1/2 のラップ巻き」を20分毎に頬張る。100km過ぎまでは順調?に巡
航していたが、やはり練習はウソをつかない。100kmまでしか練習していなかった通
り、終盤に食欲減退から力が出なくなり、残り15kmは20km/h をキープするのがやっ
と。平衡感覚も薄れ、軽い熱中症の症状も出てくる。

ふらつく様にランのトランディションへ。置き場には既にバイクで一杯。かなりの人数
にバイクで抜かれたことを感じる。しかしランで42.195kmを走破するためには、ここで
しっかり体力を回復しないと完走はない・・・、と木陰で座り込んで時間をかけて着替
えをこなす。さぁ、ランへ向かうぞとフラフラ歩き始めた時、青白い顔をしていたのだろ
うか・・・、ボランティアの高校生が「大丈夫ですか?」と声を掛けてくる。さらに高校生
の右手には「OS-1」が!「これ効きますよ!」と手を差し伸べる。こちらのニーズを見
透かしてるかのようなサービス。これぞホントの「お・も・て・な・し」ではないだろうか。
潜在ニーズをしっかりキャッチしたサービス。高温もあってラン前半は押さえ気味だっ
たペースも、後半は6:00/kmまで回復。残りの5km では5:30/km ペース。バイクで落
とした順位をやや取り返す。

最終的には12h14m18s での完走!制限時間の13時間半まで1時間以上を残して走
破となった。「ロングの大会はトラブルが付きもの」と、大ベテランのN川氏にも言われ
ていたが、大きなマシントラブルなどはなかったが、未体験距離の疲労と”暑さ”によ
るペースダウンは次回の課題となる。

以上、長文になりましたが、私の宮古島トライアスロン完走記とさせていただきます。
取り留めのない内容に最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
(大会開催日・2014・4・20)

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