
第547号
館山若潮マラソンの紹介!
2016年2月9日
AAC会員
鎌苅 滝生氏
千葉県で開催される公認コースのマラソンは、1月最終日曜日の「館山若潮マラソン」と3
月最終日曜日の「佐倉朝日健康マラソン」があるが、1月31日に参加した館山若潮マラソ
ンの紹介をします。
この大会は今年で36回目と伝統のある大会である。(因みに関西では篠山が今年で同じ
く36回目です) 参加費は5000円と最近では割安となった感のある料金。フルの定員は
7500人で、他に10キロとファミリー2キロの部があり、総員10500人の大会である。
6時間の制限、館山市の市民運動場をスタート・ゴールとするコースで高低差は40m弱、
小刻みにアップダウンがある。房総半島に位置する館山は比較的温暖の地であるが、北
条海岸沿いの走路は強くて冷たい風に悩まされることもあるようだが、今回は微風で幸い
でした。後半の北条海岸からは左手前方に雪を頂いた富士山が仰ぎ見られることもある
のだが、今回は終始曇りで富士の雄姿は眼にすることはありませんでした。
「ハードなコース」、「タフなコース」等とネットに多くの書込みがあるが、私が経験した大会
の中ではそれほど厳しいコースとは思えない。関東の大会は全般的にフラットなコースが
多く、それらに比べるとハード、タフかも。「佐倉」に比べるとやや厳しいコースであることは
事実であろう。歴史のある大会であるので、運営は合格といえる。
館山駅と前日の受付会場、当日のスタート会場間のシャトルバスは頻繁にあり、待ち時間
もあまりなし。大会会場のスペースは十分で、ゴール後の給水・給食、完走証の発行、荷
物の受け取りと動線もスムーズであった。トイレも分散してたくさん設置されており、多くて
他の大会でよく見かける長い行列はなかった。ボランティアも皆さん親切丁寧で、気持ちよ
い対応・接待はトップクラスの大会である。大会スタッフとしての教育も十分受けているよう
で、各人が自信と自負を持ってランナーをもてなしてくれ、好感が持てました。
しかしながら大きな問題点もあります。
スタート管理のルーズさです。自己申告でブロックごとに整列するのは他の大会と同じだが、
ゼッケンにはブロック番号に記載はなく、好き勝手に並び放題。Aはサブ3、Bは3:00-
3:30、Cは3:30-4:00の看板があるが、Bブロックの人数がなんと多いことか。集合時間
を過ぎスタート直前に集まるランナーはほとんどがBブロックに入ったのではなかろうか。
関西の多くの大会で実施されているようなブロック入口でのゼッケンチェックはもちろん、
柵やロープは一切なく全くの自由。少人数の大会ならそれもよいが、定員7500人の大会
では考えられないルーズさには少々あきれました。コース幅も狭く、スタート直後はまるで
満員電車、前が詰まり立ち止まることもあったが、周りのランナーとの接触が何度あったこ
とやら。私は正直に走力通りのCブロックからスタートしたが、どう見ても5時間はかかると
思える体型の多くの人を抜いて走るのは右に左と大変な体力の消耗となり、ストレスがつ
のるばかりなので直ぐに無理に前に進むことは諦め、流れに身を任せることにしました。
定員を増やして現状の7500人にしたのに、スタートの管理は全くと何もしていないと言わ
ざるを得ず、事故防止、安全の確保という観点が欠如していると思われます。大会関係者
のレベルも高く、ボランティアも熱心で、地域と一体化していると思える歴史のある大会で
あるだけに、非常に残念です。
尚、冒頭で述べた佐倉朝日健康マラソンのスタートも同じような状況です。AAC東京支部
の方々が佐倉を走られるようですが、本投稿を読まれるようでしたら、肝に銘じて是非前
の方からスタートして下さい。
(2016・1・31)