第601号 日本体育協会公認トライアスロン指導者資格を取得!


第601号
日本体育協会公認トライアスロン指導者資格を取得!
2017年1月28日
AAC会員
山口  孝氏

少し前の2016年10月1日付ですが、日本体育教会、公認トライアスロン指導者の資格を頂きました。
2016年度より各都道府県別に戦う『国体』の代表(監督)にはこの資格が必要で、私が参加した中
級指導者講習会では、日本を代表するのシュートの第1人者やハワイでの入賞を目指していたプロ
アスリート達が監督業のため、ライセンス取得を目的として参加されていました。この資格、現在、国
内ではトライアスロンの指導者資格としては最高峰です。

2016年10月現在公認トライアスロン指導者は279名が登録されています。同じレベルの資格を他の
スポーツと比較すると、サッカーは35,547名、水泳は17,343名の登録があります。トライアスロンの
公認指導者が如何に少ないかがお解り頂けると思います。

指導者の資格取得方法としては、私の場合2015年度JTU初級指導者の資格を取り、2016年の2月、
東京でJTU中級指導者講習会を受講。共通科目Ⅰとして、NHKの通信教育『公認スポーツ指導者
養成』を通信教育で受講し、課題提出して公認スポーツ指導者の資格を取得。これらを日本体育協
会に申請して、日本体育協会公認トライアスロン指導者として承認頂きました。

1.資格を取得するには
JTUのトライアスロン指導者規定に詳しく(分かり難いですが)紹介されています。前述のようにJT
Uの中級指導者の資格を取り、その後日本体育協会が実施する『公認コーチ等養成講習会』にて
(共通科目1)共通科目35hの習得、専門科目40hはJTUの中級指導者資格で免除されます。
http://www.jtu.or.jp/shidousha/pdf/2012ShidousyaShikaku.pdf
それぞれの講習会について紹介します。

1.1JTU指導者講習会(初級・中級)
JTU指導者講習会は初級と中級があり、参加資格を末尾に付録として示しておきます。
(1)初級指導者
2日間の実技講習・座学からなる講習を受け、最終日にはレポートを作成して提出します。
スイムはプールでの講習で指導方法についての講習があり、私は京都で実施された講習会
に参加しましたが、何故か講習最後にはクラス分けをして泳ぎ込みがありました。初級では
バイクの実習はなく、ランではストレッチや運動前の準備運動等の講習がありました。
最後にまとめとして、記述式のテストがあります。課題はそれ程難しくはありませんが、90分
の試験時間は短く感じました。後日合否判定連絡があります。

*初級指導者講習内容
1) 導者の心得/競技の歴史
2) スイム/バイク/ランの指導法
(ランニングシューズは屋外用と屋内用の2足を持参。バイクとウェットスーツは不要)
3) コンディショニングの指導法
4) 競技ルール
5) その他トライアスロンに関すること

(2)中級指導者
中級指導者講習会は、朝から夕刻まで3日間みっちり実施されます。私が受講したのは東
京にあるスポーツの専門学校が会場でした。指導者として安全に指導していくために、救急
法につてはAEDを使用した心肺蘇生を軸に、救急救命法を日赤の職員が講義。AEDの講習
では人体モデル『太郎君』を使い、AEDの使用方法、胸骨圧迫と人工呼吸法を参加者3-4名
のチームで相互に体験。

バイク講習と実習では、講師の河原勇人氏と共に、基本的なブレーキ、8の字、障害物飛び
越え、接触体験、トランジションの練習など、自転車を自在に操る基本的な実習がありました。
トランジションの講習では、エリートクラスで見られる裸足での飛び乗り、停止前にシューズを
脱ぐ練習を実施。坂道ダンシングの練習の後、集団でローテーションで荒川河川敷で走行
練習を実施。自転車ショップメカニックを講師とし、自転車の部品構成やメンテナンスの講習
もあります。

水泳は3回に分けて講習。基本の伏し浮きから基本的なドリル。コースロープを外したトライ
アスロン実践練習など、指導者として指導のバリエーションを増やすヒントを得ました。
大会をプロディユースする講習としては、3-4名のチーム分けをし、トライアスロンの大会の
運営する計画書を作成。代表者が各自の大会のコンセプトや運営をプレゼンしました。以前
は夜遅くまでグループで計画書を作成していましたが、私の参加した講習会では7時には終
了する時間配分も要求されました。

最終日には90分で筆記試験があります。講習で習得した内容を中心に、トライアスロン界の
常識問題(Ex.日本で初めてトライアスロンが実施されたのどこであるか答えよ。)含め内容の
濃い問題でした。設問も多く、採点にも時間が掛かり、後日しばらくしてから合否の連絡があ
りました。

*中級指導者指導内容
1)対象に応じた指導内容と指導技術
2)スイム/バイク/ランの指導法
(バイクは各自持参。ランニングシューズは屋外用と屋内用の2足を持参。
ウェットスーツは不要)
3)スイム/バイク/ランの指導実習
4)現場における救急処置
5)筆記検定試験を実施。100点満点中60点以上で合格。基本として、講習会の内容から
出題する。
1.2 日本体育協会 トライアスロン指導者資格取得方法
最終的に目指す首記資格取得方法ですが、2通りの方法があります。
(1)HNKの通信教育を受講する方法と、(2)体育協会が開催する講習会とがあります。
(1)NHK通信教育講座 スポーツリーダー養成は
http://www.n-gaku.jp/life/course/9E1.html 
(2)兵庫県体育協会主催のスポーツリーダ養成講習会は、HTA(兵庫県トライアスロン
協会)HPで案内しています。
HTAでは下記の様に案内がありました。
通常は、NHK通信教室のスポーツリーダ養成講座で取得するケースが一般的ですが、
兵体協が主催する本2日間の講習であれば、NHK通信講座より、ずっと安価でありな
がら、直接、教授たちのお話が聞けますからお得だと思いますので、ご案内させて頂
きます。

2.まとめ
日本体育協会のトライアスロン指導者の資格を取得するには、JTUの中級指導者の資格を取得し、
NHKスポーツリーダー養成講座を通信教育で取得するか、日本体育協会の講習会に参加する必
要があり、講習に時間的と経済的にもかなりの負担があります。しかし、ここで学ぶトライアスロン
で必要な安全を第一とした知識は非常に有効であり、資格を取得して正しい方法でトライアスロン
ライフを楽しむことは非常に有益だと考えます。

付録1 指導者資格
指導者養成講習会・東京会場のご案内2015年度JTU公認<初級・中級>
2016年3月に標題の講習会を東京都江戸川区で開催いたします。この資格は、トライアスロンの
初心者~中級者を対象として、競技を安全に正しく指導するための公認指導者資格です。
日本体育協会公認「トライアスロン指導員」資格取得には、JTU公認<初級><中級>指導者資
格の取得と、日本体育協会「共通科目öT」の修了が必要です。
なお、講習会参加者は、自己の責任で健康と安全に十分留意することとし、本講習会の傷害保険
は、本文中「6.受講料」に明記した内容をご了解願います。

1.日時(申込後に「受講案内」で詳細情報を送付)
<初級>2016年3月20日(日)9:15(受付8:45)~3月21日(月・祝)19:30解散
<中級>2016年3月19日(土)9:45(受付9:15)~3月21日(月・祝)18:20解散

2.会場
東京スポーツ・レクリエーション専門学校
東京都江戸川区西葛西7-13-12(TEL: 03-5696-9090)
http://www.tsr.ac.jp

3.主催:公社)日本トライアスロン連合(JTU)
主管:公社)日本トライアスロン連合(JTU)指導者養成委員会
協力:東京都トライアスロン連合(TMTU)

4-1.受講資格:<初級>
2015年4月1日現在、満18歳以上のJTU登録者で、次の「1」~7」」の いずれかに該当する者。
なお、資格取得後も継続してJTU登録会員であること。
1)トライアスロン大会の完走記録保持者。
過去に完走したスタンダードディスタンスの大会(51.5km)で、参加当時の年齢を基準とする。
30歳以下(男子:2時間30分以内、女子:2時間45分以内)
31~40歳(男子:2時間45分以内、女子:3時間00分以内)
41~50歳(男子:3時間00分以内、女子:3時間15分以内)
51~60歳(男子:3時間15分以内、女子:3時間30分以内)
61歳以上(男子:完走、女子:完走)
2)ロングディスタンスの場合は、上記1)を基準に指導者養成委員会が認めた者。
3)上記記録に相当するスイム、バイク、ランの記録保持者及び
3種目のいずれか2種目以上の指導者資格保持者。
4)スイム、バイク、ランのいずれかの個別種目の指導経験がある者。
5)JTUコーチングシンポジウム、JTU指導資格者研修会、
JTUトライアスロン研究会に参加した者。
6)JTU加盟団体の推薦を受け、JTU指導者養成委員会が認めた者。
(加盟団体の推薦を受け、推薦理由を記載した推薦書を提出する。メール提出基本)
7)JTU指導者養成委員会が認めた者。
*上記1)から6)のいずれにも該当しないが、受講を希望する者は、その理由と略歴等を
A4用紙1枚程度の文章にまとめて提出する。
4-2.受講資格:<中級>
2015年4月1日現在、満19歳以上でJTU公認初級指導者資格を有する者。(18時間の初級
科目受講を修了している者) 2005年度以前に初級指導者養成講習会を受講し、9時間のみ
初級科目を修了している者は、本講習会受講前に次の4科目(基礎理論、ラン、バイクメンテ
ナンス、競技ルール)についてレポート提出が必要。
5-1.講習内容<初級>
1)指導者の心得/競技の歴史
2)スイム/バイク/ランの指導法
(ランニングシューズは屋外用と屋内用の2足を持参。バイクとウェットスーツは不要)
3)コンディショニングの指導法
4)競技ルール
5)その他トライアスロンに関すること
5-2.講習内容<中級>
1)対象に応じた指導内容と指導技術
2)スイム/バイク/ランの指導法
(バイクは各自持参。ランニングシューズは屋外用と屋内用の2足を持参。
ウェットスーツは不要)
3)スイム/バイク/ランの指導実習
4)現場における救急処置
5)バイクメンテナンス
6)筆記検定試験を実施。100点満点中60点以上で合格。
基本として、講習会の内容から出題する。
6.受講料:<初級>17,000円、<中級>33,000円
1)施設使用料、テキスト、傷害保険代(※)を含む。
2)交通、食事、宿泊は自己負担。
3)指導者資格の登録料は別途必要、同登録は合格認定後。
※)JTUが講習期間中の受講者に対して傷害保険に一括加入する。
保険内容は、傷害死亡・後遺障害保険金3千万円、入院日額5,400円、
通院日額3,600円、賠償責任保険金3千万円。
これ以上の補償を希望する者は、各自で別途保険に加入すること。
7.定員:初級・中級とも各30名
(先着順を優先。申込締切 2016年3月4日。定員になり次第、締切り)

8.申し込みはこちらから。
初級 *受付終了
中級 *受付終了
初級受講条件1)・2)・3)・4)・5)の該当者は、詳細を申込フォームの入力欄に記入すること。
初級受講条件「6)加盟団体推薦」または「7)自己推薦」の該当者は、次の2ヶ所へ推薦書を送る
こと。
1]鈴木功士JTU指導者養成委員 koshi0807@me.com
2]JTU#01事務局 jtuoffice01@jtu.or.jp
◎個人情報は、本講習会の実施のために使用します。
なお、合格者氏名、所属加盟団体、取得会場・年月日は、JTUウェッブマガジンなどで
公表します。

9-1.<初級>スケジュール(一部予定)
3月20日(日)
8:45~9:15 受付
9:15~9:30 オリエンテーション
9:30~11:00 指導者の心得・歴史
11:10~12:40 バイク講義
13:30~14:30 スイム講義
14:40~16:40 バイクメンテ
16:50~18:20 基礎理論1
19:00~20:30 基礎理論2(自習)

3月21日(月・祝)
9:00~11:00 ラン実技
11:00~13:00 スイム実技
14:00~16:00 コンディショニング実技
16:10~18:10 競技ルール
18:20~19:20 ラン講義19:20~19:30 修了式・解散

9-2.<中級>スケジュール(一部予定)
3月19日(土)
9:15~9:45 受付
9:45~10:00 オリエンテーション
10:00~12:00 指導実習1
13:00~16:00 指導実習2
16:15~18:15 バイクメンテ
3月20日(日)
9:00~13:00 救急法
13:45~14:45 ラン実技
15:00~17:00 スイム実技
17:20~18:20 指導実習3
3月21日(月・祝)
9:00~11:00 スイム実技
11:20~16:20 バイク&トランジション実技
16:40~18:10 筆記検定試験
18:10~18:20 修了式・解散

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