
第619号
私とトライアスロン&
第37回全日本トライアスロン皆生大会(2017年)参戦記!
2017年7月25日
スタッシュサポート
山田正和氏
はじめまして。初トライアスロンから29年、そして大阪でトライアスロンスイムスクー
ルを開講して今年で23年目になりますスタッシュサポートの山田正和と申します。
トライアスロン歴はそこそこ長いものの、1年に数試合参戦していたのは20代の頃のみ、
スクールの指導者となってからはほぼ1年にロングを1レースのみというのが実態です。
これには色々な理由や要因があってのことですが…(この部分を書き出すとまだまだ
長くなるのでここでは端折ります…)でも、だからこそ、この年1レースを楽しみに、
コーチとして選手として、細く長くやりがいを持って取り組んでいます。
そして、ここ数年は大阪府協会の仕事に携わりながら、トライアスロン発祥の地でもあ
る皆生トライアスロンに毎年お世話になっておりました。
話は少し戻りますが…元々競泳出身の私がトライアスロンを始めたのには2つのキッカ
ケがありました。まず1つは、現役を離れ、競泳指導者として歩みだしたものの、まだ
組織の一指導者としてエネルギーを燻ぶらせていた頃、同じ位の歳の方が必死になっ
て水泳の練習をされており、(競泳選手から見ると大して速くもないのに…失礼)
この人達は一体何者なんだろうと興味を持ったこと。(後にこのお二人…水泳は苦手だ
ったようですが、当時の宮古島大会で日本人10位ぐらいの上位トライアスリートと判明)
そして2つめは、丁度その頃、自分の身近な先輩や後輩がトライアスロンというスポー
ツで雑誌やテレビに出ているのを見て「頑張ってるんや~!」「カッコいいな!」って
思ったことでした。
最終的には、前述のお二人に誘われ、当時20万円で自転車を購入…これが引くに引
けなくなった一番の理由なんですが…(笑) そして、そんな中、結局私は1流や2流の
選手にもなれませんでしたが、当時の伊豆大島での全日本選手権やびわ湖アイアン
マン、国内初のITU大会であった関空大会等にも出場させて戴き、大変良い思い出と
なっております。
さて、その頃から1年に1度、ロングのレースを中心に出場してきたわけですが、エリー
トでもない私が唯一ずっと続けてきたこと…それは出場したレースでの完走でした。
指導者として、完走することだけにこだわりを持っている訳ではありませんが、しかし
ながらこれにも2つの想いがありました。1つは、結婚して2年目…嫁が大病を患い
(発覚し)、トライアスロンを続けるなら、嫁にも周りにも心配をかけないようにしないと
な…という想い、そして2つめは、スクールの皆さんと一緒に出場するからには、コー
チとして最低でも完走だけはしないとな…という使命感みたいなものでした。
スクールの皆さんには、「勇気あるリタイアを…」と度々口にしているのに、個人的には
自分が選手としてトライアスロンを続けていくためのモチベーションのようなものになっ
ていたように思います。
しかし、昨年(2016年)の皆生大会、「これ以上無理したら皆に迷惑をかける…」という
思いから、バイク終了時点で自らリタイアしました。トライアスロンを始めて28年、初め
てのDNFでした…。そして、今年…エントリーするかどうかを迷っていた時、背中を押し
てくれたのはスクールの皆さんでした。「コーチ!今年も一緒に行きましょうよ!」「コ
ーチが行かな面白くないですやん」と… そしてエントリーした私に今年も皆生大会の
出場権を戴けた。ホントに嬉しかったです。昨年リタイアした私に今年も戴けたこの機
会、今年は何としても完走!どんなにしんどくても最後まで頑張ろう!と思って望んだ
大会でした。
結論から申しますと、今年はラン30キロ地点で収容となりました。応援して下さった皆
様ありがとうございます。 フィニッシュテープを切れずにゴメンなさい…
バイク~ランにかけては、5箇所で計1時間半ほど、椅子に座らせてもらったり寝ころ
ばせてもらったりして休憩させて戴きました。あの休憩がなければ、ラン30キロ地点ま
でも行けなかったと思います。ありがとうございました。
しかし、結果は最初に書いた通り、力及ばずでした。大会スタッフの皆さん、今年は長
々と最後までお付き合い戴きありがとうございました。ランコースでは折り返してまもな
くから30キロ地点まで自転車でずっとライトを灯しながら併走してくださいました。
何か申し訳なかったです…応援して下さった皆様にも申し訳なかったです。
そして、嫁ゴメン!
写真下段は、脳腫瘍の手術後5日目に嫁が病室から私にくれたメッセージでした。
だから、どんなにしんどくても途中で止める訳にはいきませんでした…
レースを振り返って…
練習不足は否めないものの、自分なりに今年は完走できるかな…という所までは持っ
ていったつもりでした…。しかし、昨年、今年と2大会のレースを通じ、私が完走できな
い理由がはっきりと解りました。でも残念ながら、現状ではそれを修正するのは難
しいです…なので…一旦ロングのレースは今年を持ってお休みとします。
来年以降は、年1回でもショートのレースに参戦できればな…と思っている次第です。
ただ、この皆生大会には何らかの形で携わりたいと思っています。お世話になった皆
生大会ですが、皆生ぐらいは審判やボランティアではなく、選手(スクール)の皆さんの
サポートや応援に回るのが一番かな…
今、やっと「フゥ…」と一息ついた気持ちです。
大阪城大会の数週間前から今まで、仕事やプライベートにおいても、全然思うように
マネジメントや自分をコントロールする事ができず、沢山の方にご迷惑をおかけしたこ
とと思います。 何もかも力及ばすでゴメンなさい。 ホント自分もいっぱいいっぱいで、
しんどかったです…
よく、できる事はするけれどできない事はできないからと言いつつも、「できる限り…」
といった言葉を過信していたのかも知れません… もうちょっと余裕を持って生きてい
かないとね…周りの皆さんに迷惑をかけてしまうとそれこそ本末転倒です。
…ということで、本日よりもう少し目を見開き、視野を広く取りながら頑張っていきたい
と思います。 皆さん、これからも宜しくお願い致します☆彡
(大会開催日:2017・7・16)