
第672号
関西の秘境、大杉狭谷登山!
2018年11月11日
AAC会員
池上 雅之氏
11月3日〜11月4日で吉野熊野国立公園内の大杉峡谷へ友達と4人で登山。大杉峡谷は
関西屈指の秘境、日本三大峡谷の一つで、前から行きたかった場所。滑落の可能性も
ある中級者向け登山道のためゆっくりめの行程で設定。
2日の深夜に大台ケ原に着後、明け方まで仮眠し、5時半登山開始。今回は小屋泊のた
めテント等重いものは無く、防寒具、コッヘル、バーナー、行動食等でいつもより軽量だ
が少し大きめの55Lザック使用。
大台ケ原登山口は1,570mの標高にあり、温度も2、3度と朝はかなり寒い。まずは日本百
名山の一つ、日出ヶ岳1,695mまで登り、その後今日の行程は基本下りとなる。紅葉が美
しい原生林の森を抜け、堂倉滝、光滝と個性豊かで神秘的な滝を見ながら、新名所で難
所の崩壊地へ約3時間半で到着。河原で湯をわかし昼食後、難所の崩壊地へ。
ここはかつて台風で10年間通行止めになっていて、崩壊した際の巨石がごろごろしており、
滑りやすく慎重に行動が必要。緊張しながらとおりぬけ、日本の滝百選の七つ釜滝を経て、
今日の宿、桃の木山の家に到着。
6時間ほどかけ13時過ぎに到着したが、岩場で踏ん張る場面が多く、脚は結構きつい。
受付をすましザックを預け、秘境&絶景のニコニコ滝、シシ淵291mまで往復し、ようやく
小屋の部屋へ。小屋はほぼ満室状態。ここは山小屋には珍しく風呂があるが、小屋入り
が遅く行列が出来ていたため入浴は断念し、夕食後、早々に就寝。
翌朝4時半起床、あいにくの雨模様。5時半からの食堂は早々に出発する人たちで満員の
ため、時間をずらしてゆっくり朝食、7時半ほぼ一番最後に出発。今日は基本登り行程、
雨が降っているため、特に崩壊地までの道は、岩場やコケが多く、非常に滑りやすく、一
歩間違えば谷底にまっさかさまなので鎖も持ちながら慎重に進む。
踏ん張りながら進むため、昨日の疲労も重なり筋肉はパンパンに張って徐々に踏ん張り
が利かなくなった。最後のシャクナゲ坂から日出ヶ岳まで延々登りが続いたが、後半天気
が回復し、絶景を見ながらの登頂となったので楽しく登りきることが出来た。
初日に1,404m程下り、翌日登り返すといういつもと反対の登山だが、怪我なく到着するこ
とが出来ました。秘境や紅葉が存分に楽しめて最高に面白い登山でした。下山後、秘境
の秘湯(と書いてあった)、小処温泉で筋肉をほぐし、汗を流し、鹿肉入りのカレーうど
んを食べて帰宅の途へつきました。