

第800号
登山レポート ジャンダルム登頂!
2023年8月14日
AAC会員
盛次 浩司氏
6年前、初めての北アルプスで前穂高岳〜奥穂高岳〜北穂高岳を縦走してフラフラに
なった私。その後、西穂高岳にも登って穂高はコンプリートした気になっていまし
たが、やはり未踏のジャンダルムはずっと気になっていた山でした。
今年は穂高岳山荘100周年という情報を聞き、このタイミングで再訪して山荘でしか
買えない記念Tシャツをゲットして、少しでも当時の恩返しがしたいと思った次第です。
ということで、天気予報もバッチリな夏山シーズンにジャンダルム行ってきました。
コースはジャンダルム狙いだったのと、テント泊装備でザックが重いので無理せず、
涸沢をベースに、上高地~涸沢で1泊、翌日に穂高岳山荘経由で奥穂高岳、そして
ジャンダルムの往復、徳澤まで下りて2泊、最終日は徳澤~上高地の予定です。
核心の奥穂高岳~ジャンダルムは気が抜けません。ウマノセも須磨アルプスの「馬の
背」とは全然違い、岩綾帯の足場の悪い細いルートなのでしゃがんで通らないと、ちょ
っとでもバランス崩したり風で煽られたら危険です。
丸印や矢印を辿って進みますが、「これどっやって登るの?」と思う箇所がたくさん
あります。手の指が掛かる所や足の掛かる場所を必死に探して、右足と左足の爪先を
置き換えたりして、やっと通過できるといった感じです。
滑落ばかり気にして進んでいたのですが、途中急峻な下りで浮石に足を乗せてしま
い、石を落としてしました。これは大きな反省点です。下に何人か人が居たため、
「ラク!ラク!!」と大声で叫んで注意を呼びかけます。幸い人には当たらず事故に
ならずに済みましたが、山では落石にも注意して落とさないことにも細心の注意が必
要ですネ!
この後はより慎重に危険そうなところでは人が居ないことを確認して進む様にしまし
た。そしてやっとジャンダルム登頂です!晴れた空にジャンダルムの天使の看板がキ
レイに映り、感無量でした。
360度周りも見渡せ、槍ヶ岳を始めアルプスの山々の景色も堪能できました。 道中
スリルもありますが、その分達成感もあります。もしかするとマラソンのサブ○ー達
成!ともどこか似ているのかも知れません。
これで穂高の山々をだいぶ踏破しましたが、実は西穂高岳から槍ヶ岳に抜けるルー
トは一気には行けてません。いつになるか分かりませんが、次の目標はそれとなる
と思います。