特集第10号_4 東京マラソンに参加して!

特集第10号
東京マラソン2008完走記!
2008年2月17日に開催された第2回東京マラソン大会に参加された会員の完走記を「あいうえお順」でご紹介します。
2008年3月4日 事務局より

東京マラソンに参加して!
藤本三咲子氏

ランの大会と云うと、楽しいAACの方々に囲まれて、皆様に声援を送る私であったが、東京マラソ
ンには出走したくて夫婦で応募してくれた夫は落選し、私だけが当選・・・いつもの賑やかさはない
孤独なフルマラソン初挑戦・・・と、ちょっとクールに構えて一つ違いの姉の家で2月17日の朝を迎
えた。

けれども、孤独どころか、『方向音痴』な私を心配して早朝から姉が一緒に起きてくれて、温かな朝
食も準備してくれて、何度も何度も地下鉄の乗り継ぎのレクチャ-・・・。かなり恥ずかしい『ビッグな
』地下鉄マップを持たされ、姉の家を後にした。ちなみに私は1984年の学生時代から1995年まで
東京に住んでいたのだが・・・。

その上、姉の家から都庁までは地下鉄一本で行けるのである。然し乍ら、出口を一つ間違えると偉
い事になる複雑な新宿の街・・・。私はここで待ち合わせした家族・友人を何度心配させ、怒らせた
か分からない・・・。それで姉は地下鉄マップと更に東京都庁周辺図と・・・と次々と私に手渡し、荷物
が増えていったのであった。

しかし、心配には及ばず、地下鉄の中には協賛の『assics』の大きなビニールバッグを持って一目に
してそれと分かる選手の方々が沢山乗っていらしたので、その方々に付いて行き、無事に都庁に到
着!その後は分かりやすい案内図に従ってスムーズに進めた。

昨年度の不備は殆ど改善されて、とても行き渡った素晴らしい大会であったが、スタート地点のトイ
レの混雑はすさまじかった!そして殿方は~っ!!!!!公園の土手に何列にもなって『立ち〇〇
』芝生や植木は、大丈夫なのだろうか!?!?人間の本能とはエライものであった。

いよいよスタート!スタートの紙ふぶきは何と『ハート型』に可愛くデザインされてい♪桜の花びらが
舞うが如く、風情があった♪大阪からいらしたであろう関西弁の女性ランナーは『流石、東京はする
事がかっこええわぁ!拾って行こ!』とはしゃいでいらした!今となっては拾ってくれば良かったと思
うのだが、私は一瞬、東京人に戻り、クールに装ってしまった・・・やはり関西人らしく、素直にはしゃ
いで拾ってくれば良かった!

都庁を過ぎ、学生時代を過ごした芝の増上寺⇒三田を通過時には卒業以来、訪れる機会がなかっ
たので本当に感慨深かった。品川⇒高輪は卒業式が行われた場所・・・。⇒銀座は自宅と仕事場に
いる以外に東京では一番長い時間を過ごした街であろう・・・。⇒人形町には私が敬愛して止まない
従妹がいて、⇒浅草浅草寺の五重塔は曽祖父が作った(・・・名前も彫ってあるのですぞ)と30キロ
を過ぎるまでは自分のルーツを巡るように楽しく走れた。いつも混雑している道路がランナーの為に
だけ解放されているのも醍醐味であった。

しかし!来てしまった!30キロ過ぎて、足が突然鉛のように重くなり、そしてこの地点が銀座への折
り返しであった為、銀座が見えてこない精神的な焦りも襲ってきた・・・そんな時、最近クールな中学
生を(装う)姪っ子二人が、まるで小さな子供の頃のように『み~ちゃん!』と声援を送り、一生懸命手
を振っているではないか!?『おばちゃんが頑張る姿を見せたかった』との義理の兄の心遣いで家
族全員応援に来てくれたのだ!泣けた!

東京マラソンの素晴らしい点は沿道の応援とボランティアの方々であろう。昨年出走されたランナー
や、AACの堀内夫妻もおっしゃっていた『フード類の不足』は、大会運営の尽力もさることながら、ボ
ランティアの方々のお蔭で余るほどに改善されていた。昨年空腹を感じたランナーの方々が、私的
に、自発的に、おにぎりやカステラや味噌汁、チョコ、飴等を振舞って下さっていたのだ!ビル風の
吹きこむ寒い場所にも、応援の方が途絶える事はなかった。応援って力をくれるものなのだと人の
心の温かさに感動した。

37キロ地点で歩いてしまったが、何とか5時間12分(西岡澄子氏に負けた・・・)で完走することが
出来たのは応援の方々のお蔭であった。心から感謝したい。

また、人の温かさというものと正反対の『ハイテク』も成功の一因である。携帯電話でゼッケン番号
をインプットすれば、ランナーのタイムが表示される為、応援する方もその時間に合わせて、場所を
移動できるため、四車線の広い通りでも、予測して待ちうけ、何とかランナーを捜し出し、声援を送
る事が出来る。姉家族はゴール地点でも迎えてくれた。身内の応援はやはり一番心強いものであ
った。

東京マラソンはAACのステファノの言葉を借りれば『お祭り』まさにそれである。老いも若きも、東京
の街がひとときではあっても一つになる、そんな大会であった。練習不足による筋肉痛に苦しめられ
た以外は参加出来て本当に良かった!来年もこのお祭りに沢山の方が参加されますように!

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