第32号-10 「袋井クラウンメロンマラソン」の紹介!

第32号-10
「袋井クラウンメロンマラソン」の紹介!

2012年12月14日
AAC会員
鎌苅滝生氏

12月9日に開催された上記マラソンの紹介をします。人口8万人余の袋井市は静岡
県の西部に位置し、かつては東海道を行き交う旅人の休息の場として賑わった宿場
町で、江戸からも京都からも27番目にあった。
静岡県でのフルマラソンは、他に掛川新茶マラソンとしまだ大井川マラソンがあるが、
他府県では県庁所在地で開催されることが多いのに、いずれも人口10万人前後の、
しかも隣接している袋井・掛川・島田3市での開催と、かなり稀有なものといえる。

この大会は、掛川や大井川に比べるとあまりPRもしていないこともあり、3大会の中
では規模は最も小さいが、第24回目の開催で、歴史は一番古いもので、種目は、フ
ル、10キロ、5キロ、3キロ、ペア2キロである。参加者は地元静岡県からが最も多い
のは当然であるが、他は東京・神奈川を中心に首都圏からが多く、名古屋以西から
の参加は非常に少ないのが特徴である。
フルの参加者は、3000人強であるが、従来は1000人前後の規模で、今回急増し
たのは昨今のマラソンブームによるものか?
(昨年は大井川マラソンと同日開催であった)

開催日は原則12月第2日曜日、参加費は5000円、制限時間は6時間。走路は、袋
井市の南部の小笠山総合公園にある「エコパスタジアム」をスタート・ゴールとする周
回コースである。スタート直後は下りで、その後中盤まで比較的平坦で、後半はアッ
プダウンがあり、35キロと39キロにきつい上り、最大の高低差は約60メートル。走
路は、途中舗装の悪い個所もいくつかあり、何度もクネクネ曲がる周回コースで、どち
らかといえば走り難い。エイドは、水、スポーツドリンク以外にミカン、レモン、バナナ、
あめ等の定番のものに加え、カステラやだんごが用意されていた。9.4キロ以降7箇
所のエイドは、市民マラソンの大会としては少なめで、冬場の開催とはいえ温暖の地
で開催される大会なので少し足りないのではなかろうか?
(当日は、非常に寒く7箇所でもよかったが・・・)
ゴール後は、メロン2切れが供されるが、これは本当に旨かった。年代別8位までの
入賞者と総合順位30位ごとに2500円前後相当のメロンが1個もらえる。

会場のエコパスタジアムは、2002年の日韓共同開催のサッカーワールドカップの会
場にもなった所で、5万人の収容能力と充実した設備を誇るすばらしい建物で、着替
場所はスタジアムと隣接のアリーナが使用でき、いずれも余裕たっぷりでゆったりして
おり、ゴール後は温水シャワーも自由に利用できる。

すばらしい会場に比べると、運営面でやや問題点があると思われる。前述のエイドの
設置数の問題の他に、交通規制の不徹底が挙げられる。一般道でランナーのすぐ横
を車がかなりのスピードですり抜けるということが数度あったり、後半の狭いコースで
ランナーの走路に農家の作業用車両が進入して来たりで、安全確保の面で大いに問
題ありといわざるを得ない。
また、大会のホームページにもゼッケンと一緒に事前に送られてくる大会案内にも、
スタジアムやアリーナで温水シャワーが利用できることが記載されていないこと(現実
に知らなかった人が多かったようで、立派なシャワー室と併設の更衣室はガラガラで
あった)、各エイドにスペシャルドリンクをおくことができるのに、そのことも全く周知さ
れていなかったこと、いずれも不親切である。

大会当日は、寒波襲来で全国的に真冬並みの寒さであったが、当地は更に強風が
吹き荒れ、一段と寒さを感じるレースであった。地元では、「遠州のからっ風」というそ
うで、冬場に強風に見舞われることがあるとのこと。とにかく、冷たくて強い風に終始
翻弄され、ゴール後のウェアーにあまり汗の痕跡がないほどで、厳しいレースでした。
(大会開催日:2012・12・9)

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