第29号-8「柏崎マラソン」の紹介!


第29号-8
「柏崎マラソン」の紹介!

2012年11月2日
AAC会員
鎌苅滝生氏

10月28日に参加した新潟県の柏崎マラソンの概要紹介です。
柏崎市は新潟市の南方約100kmに位置し、かつては日本石油の創業の地として石
油精製業で栄えた所である。この地には、ひとつの発電所としては世界最大の発電
規模を誇る東京電力の刈羽原子力発電所があり、首都圏へ電力を供給していた。
もちろん、現在は運転休止中。さて、柏崎マラソンの概要は以下の通りである。

今回10回目の開催で、種目はフル、ハーフ、10Kmで定員はいずれも800人。
東京マラソンが開催されるようになって以来、いわゆる都市型マラソンが多く企画され、
地方都市にもそれが波及し、大規模で募集人員の多い大会が多くなってきたが、昨
今は大きくて参加人数が多ければ「良い大会」、「すばらしい大会」との風潮が見受け
られるが、私にはこの現象に大きな疑問を抱かざるを得ない。いたずらに規模を大き
くしているだけで、安全上の問題もあり、ランナーへのケアーや配慮もおろそかになっ
ているのではないか、その一方で参加費が高騰し、今や1万円が相場になってしまっ
ている。

そんな中で、あくまでも「ランナーが主役」であることを忘れず、規模の拡大を追及して
いないこの大会には好感が持て、参加することを決めたものである。
コースは、柏崎陸上競技場をスタート・ゴールとする折返しで、陸連公認である。大会
のホームページに公認では日本で最も厳しいコースと記載があるが、これは少し大げ
さである。高低差は最大で60m程度で、前半の10Km前後(従って後半の30Km過
ぎ)にアップダウンがあり、折返しの手前も急坂で、どちらかと言えばハードなコース
であるが、私がこの一年間に走った公認コースでは、いびがわ、奈良、宿毛等の方
がはるかに厳しくハードなコースである。

参加者のレベルはかなり高く、男性のサブ3率(完走者に占めるサブ3達成者の割合)
は7%を越えている。サブ3率は、通常は2~3%だと思うが(福知山や篠山でこの程
度)、関西で比較的高い泉州マラソンで6%台である。この理由は、制限時間が5時
間であることと参加人数が少なく、時間の掛かるランナーが相対的に少ないことによ
るものであろう。60歳以上のサブ4率も30%超で、関西の多くの大会での15~20
%強に比べる高いと言える。

当日はすっきりしない曇り勝ちの天候で、途中小振りの雨もあったが大したこともなか
ったが、結構強い風に見舞われました。気温は16・17℃で暑くも寒くもなくという状
況で終始したようである。人数が少なくスタート時の混乱も全くなく、エイドでの他のラ
ンナーとの接触も一切なしで、ストレスを感じることなく走ることが確保されている大会
であると思う。

エイドステーションでは、多くのボランティアの中学生・高校生が待機して、手渡しで水
やスポーツドリンクが供給され、助かりました。陸連登録でエントリーするとすべての
エイドにスペシャルドリンクを置くことができ(一般の部のエントリーは20Kmと30Km
のみ)、これもすべて手渡しされていた。少ない定員だからこそ可能なランナーへのサ
ービスである。

ゴール後にトン汁が振舞われたが、その量と質にも驚き。大きな容器にあふれんば
かりで、豚やジャガイモ、人参、たまねぎ等の野菜も大量に入っており、これだけで腹
いっぱいになりました。
沿道には民家もあまりなく応援が少し寂しく感じたが、参加料も5000円とリーズナブ
ルで、こじんまりとした大会で、私には好感が持て、気持ちよくは知れた大会であった。
主催者は定員の増加は考えていないようであるが、今後も大切にして頂きたい大会
であると思います。
(大会開催日:2012・10・28)

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール

このサイトは reCAPTCHA によって保護されています。 プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。