
投稿第95号
のんびり輪行もいいもんだ!
2007年9月3日
芦屋浜アスリートクラブ会員:小林留美子氏
久しぶりに輪行で大会に参加して来ました。運転免許を持たない私は大会参加というといつも輪行でした。重いし不便なときもあるけれど、のんびり旅行気分でゆけるところが好きです。トライアスロン珠洲大会、大会前日の8月25日、大阪から金沢まで特急で2時間半。金沢から特急バスに乗り換えて2時間42分。バスの終点はスイムスタート会場の鉢ヶ崎。当然受付・説明会場もこの近くだろうと終点まで乗って来たのだけれど、途中バスの中から「説明会場」の看板を見かけたような・・・。戻るとしたらかなりありそう。予約した宿に電話をすると、『すぐ迎えに行きます』の返事に自転車を組み立てて待っていると、ニコニコと民宿「はしの」のおかみさんが車から下りてきた。ザックを積んで『うちはすぐそこだから自転車で付いてくればいい。後でお父さんが会場まで送るから』という。近いんだったらそうするかと決めて車の後ろに付いて走り出した。”田舎の人の『すぐ』はくせもの”知らない道はなおのこと遠く感じるもので、『えーっ!まだ着かないの?』とぶつぶつ後悔しはじめたころようやっと到着。4.2キロ。遠くは無いけど『すぐ』でもないよね。おかみさん『あら~、悪かったねえ。すぐなんて言っちゃって。疲れたでしょ』なんてニコニコと言うもんだから、こっちも『そうよ、すぐって言うから~おかみさん、もう・・・』と苦笑い。さて、説明会場へ送ってくれるはずのお父さんはどこかへ出かけて帰ってこない。時間がもうあまりないし、仕方ない自転車で走っていくことにして道を教えてもらい走り出す。うろうろしてなんとか会場に到着。あわただしく受付・車検を受けて、説明会に滑り込む。(やれやれ大汗。水分補給しなきゃ脱水になっちゃう)そしてまた同じ道を戻って、結局30キロ近く走ってしまった。輪行はこんなところが不便なんですけどね。(-_-メ)その晩は選手8名、応援の家族も含めて13名が食卓についた。漁師のご主人が獲ってきた新鮮な魚料理が並んで、食べきれないほど。同じ大会に出る仲間、初対面でも1人の参加でも話の輪はひろがるもの。翌26日、Aタイプは7時スタートなので4時過ぎには朝食をとってスタート会場へ。早起きして朝食を作ってくれるおかみさんに感謝しなくちゃ。ここの海は流れがきつかったり難しいときが多いらしいが、今年は穏やかで天気もうす曇り。条件の良いときにあたってラッキー!スイム2.5キロは沖へ300m行って岸に沿って950mを折り返し。きれいな海は底までよく見える。バイクは50キロ2周で珠洲名物の大谷峠の坂は斜度12%、1周目はがんばって上りきったが2周目は立ちこけしそうで最後の坂を下りてしまった。(根性がないなあ)ラン23.3キロ。宗政会長があとで『折り返しに軍艦島があったやろ?』って、そんなもの見てる余裕ありますかいな。最後まで走ってくれた足ありがとう。ゴールでは思わず涙がにじんでしまった。結果は年代別女子1位でお米5キロもらっちゃいました。輪行では5キロも背負って帰れないとうれしい悲鳴でした。宿のおかみさんのニコニコ笑顔と明るい笑い声に大会前の緊張がほぐれ、助けられた今回の大会。いろんな人に助けられて完走できた気がする。帰りは完走したあとの開放感にひたってバスに揺られ金沢駅へ。せっかくの金沢なのに残念ながら観光までしている時間はなかった。JR芦屋駅で自転車を組み立て、さて家まで最後のひとっ走り。不便もあるけれどたまには輪行で大会参加もいいもんだ。(大会開催日:2007・8・26)